ゼレット バンダイ キャラウィール 【69】

不思議なサンルーフゼラリアン砲!

Introduction of Japanese toys
ULTRAMAN DYNA

ホビービルドプラス宇宙九太です。
玩具レビュー69は、ウルトラマンダイナ
登場する、スーパーGUTSが使用するマシン
ゼレットをバンダイが、キャラウィール
CW09として2001年に発売したミニカー
のレビューです。


ウルトラマンダイナは、1997年9月6日
土曜日18:00~TBS系で放送された
平成シリーズの2番目ウルトラマン
メインキャストは一新されますが
前作のウルトラマンティガ作品世界
そのまま継続する続編の形を取っている珍しい作品です。

ウルトラマン側は兄弟などで、世界が
繋がっていても、防衛チームは変わって
しまう事で、人間側の作品世界は略継承
されないのが通例で、ウルトラマンA
のみ少し前作品のMATとの繋がりが描かれ
た事が在るくらいでした。全体的な意味
では、初の続編と言えるウルトラマンです。
It is a Japanese tokusatsuHero program of 1997.

スーパーGUTSゼレットベース車は!?

ゼレットベース車輌は、ホンダ5代目
プレリュードで、ガラスサンルーフが装備
されてますが、ゼラリアン砲を装着した為に
オミットされていて、カッティングシートで
銀と赤のラインで塞がれていて、サンルーフ
のフレームだけが上から観る事が出来ます。

アスカリョウが登場する機会が多く
最高時速850kmとの設定ですが…
その速度が発揮された事は在りませんけども
前後にオーバーフェンダーを装着していて
幅をUPして走行向上を、見た目的にはUPさせ
て在るのは、クルマに詳しい方なら一目置く
ポイントだと思います。

ただ、屋根上のゼラリアン砲は、それなりに
効果を見せた武器でしたが、空気抵抗
なるのは明らかな存在でした。


キャラウィールゼレットは、提携的に
ホイールは、ホットウィールのモノなので
少し径が大きいのと、赤ラインが無いのが
再現と言う意味では、マイナスなのです
けども、近年の大径ホイール化などから
観たら、ホイールはゼレットに実車よりも
マッチしているように見えます。

何より驚くのは、ボンネット中央後方に
在るTPCのカラフル過ぎるマークも
タンポ印刷で再現してて、V字のパトライト
上の文字やスリッドも印刷してるのには
大きなサイズのポピ二カでも、シールや
再現しきれてない部分なので、脱帽です。
*タンポ印刷>用語辞典頁へ


サイドから観ると、オーバーフェンダー
ビスやサイドスカートなど、良く再現されていて驚きます。

赤いラインだけが、ドア下部分は実車では
全幅は無く、リアタイヤ上の幅が細過ぎます
し、スーパーGUTSマークも本当は赤ライン
と重なる部分が在るのですが、コレは印刷の
都合上仕方ない部分です。

サイドのリア窓を塞いでいる赤いパーツ
文字印刷も、ポピ二カより良いくらいです。


前から見ると、一番に目に飛び込んで来るの
は、フロントウインドゥ上の文字クリアの
樹脂パーツ
に入れている事で、これもシール
にしなかったのは関心してしまいます。

フロント下のスポイラーの黒やモールド
頑張って居ますが、ライトにが入ると
更に良かったかもしれません。

特にスポイラーは、新シャーシ?から延長し
たパーツなのかと思いましたが、サイドの
スカートと同じくダイキャストの塗装で上手く観せています。


真後ろからは、ウイングが別パーツなので
主固定用に、センターの柱を使っているので
仕方ない事なのですが、ビジュアル的には
センターの柱が太過ぎる事に目がいきます。

ただ、ブレーキランプにも色が入らない車種
からすればV字ラインや、4本出しマフラーの
再現など頑張って居るのが解ります。


斜め後ろから観ると、やはり別パーツにした
ウイングのリア窓サイドの接合部が、実車は
迫力が在るのですが、形状や位置など難しい
所だったのが解ります。

また、リアウインドゥセンター上には、実車
は大きなハイマウントストップランプが在り
ますが、コレも再現しきれてはいないのです
けども、リアのガラス樹脂パーツをクリア
は無くにして、上に少しの四角い凸部分を
作ってくれているのが、サイズ的には凄い拘りです。


真上から見ると、サンルーフを逆に黒い樹脂
パーツ
にして埋めているのが気になります。

この部分は、大きいサイズのポピ二カでは
普通に銀の屋根として処理されていて、玩具
やサイズ的にも、キャラウィールでは実車と
同じ銀色屋根で充分なはずなのですが、サン
ルーフ
として表現されてしまっているのは不思議です。

リアウイングの黒い部分の面積も、気になる
所ですが、取り付けからすると仕方ない処理
なのかもしれません。
全体的なバランスは、とても良くまとまっています。


真下から観ると、スカート部分と元々の提携
パーツ
シャーシ台との関連が、実に見事です。 

タイヤ幅に関しては少し上でも書きましたが
実車よりも、良く収まって居て
実車のオーバーフェンダーなのに、ホイール
が少し内側に入って居る状態よりも、クルマ
的にはベストマッチングです。
刻印は右側座席下近辺に入って居ます。


パッケージは、ゼレットも台紙がなので
赤を主にしていて、ウルトラマンダイナ
フラッシュタイプの青い部分をカットした
サイズで掲載しています。

ゼレットは、ベースシャーシやホイールと
このキャラウィールの最大の武器、タンポ
印刷
を最大限に効果的に使えるクルマで
予算内で工夫され、造られているのが際立って解る1台です。

20年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ゼレット綺麗元気に保っています。

マシンゼレット

全長4.6m

重量1.55t

最高時速850km以上

乗員・4名

武器・装備

ゼラリアン砲

アンチプラズマ弾

バリア

ホンダ・プレリュード(5代目)

1996年~2001年 *ベース車輌は前期型

乗車定員 4人

エンジン・F22B型:2.2L 直4 DOHC

駆動方式FF

最高出力  220PS/7,200rpm
最大トルク 22.5kgf·m/6,500rpm

サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン

全長4,520mm
全幅1,750mm
全高1,315mm
ホイールベース 2,585mm

車両重量 1,220 ~ 1,330kg

■メーカー・MAKER バンダイ・BANDAI
■発売   2001年
■当時価格 648円(税込)
■キャラウィール・ブリスター販売
■登場作品 ウルトラマンダイナ
■製品仕様 全長サイズ約7.5cm×3cm

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