バンダイ・マットシュートセット【507】

Introduction of Japanese toys
mat shoot set（Return of Ultraman）

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

玩具レビュー507は、バンダイが1992年
に発売した帰ってきたウルトラマンの
防衛隊チームMATの銃をメインにした
マットシュートセットのレビューです。

帰ってきたウルトラマン

1971年4月2日～1972年3月31日
TBS系で放送された円谷プロ製作の特撮番組です。

スペクトルマンと共に、第二次怪獣ブーム
を牽引し、長いウルトラマンシリーズの中
で、最も多くのソフビを販売ラインナップ
した番組で売る怪獣が足りない為に

番組後半には1話に、商品化の為に新しい
2体の怪獣（怪獣・宇宙人）を登場させる
と言うソフビ販売サイドからスポンサー
として要求が実現する程の大ブームになります。

■マットシュートA・B・C・D？

変身なりきりセットの類として
かなり、ひさびさ（略初に近い）
帰ってきたウルトラマンの
MATの銃、マットシュートが
玩具として発売されました。

マットシュートはMATの隊員が
携帯する武器で、本来の設定は
カートリッジの交換で通常弾
光線、熱線など用途でマルチに
対応出来る武器として設定
されますが、作中では…残念
ながら、このカートリッジの
設定は事実上なくなります。

光学合成の光線類と、合成の
必用のない火薬発砲の2種で
作品としては選択されます。

選択は、予算と合成する時間
火薬の使用出来ない場所、
などで、使い分けられます。

また、作中の小道具としては
かなり大きな銃なので
単に装着していて、走るとか
クルマの運転時などは、*木製
の軽い銃が造られ、ホルダー
に収められ、抜くシーンのみ
本来の小道具のマットシュートを入れて撮影しました。

*木製ですがバルサでは無い。

その為、光線系の時期の銃と
火薬発火装置とパイプが埋め
込まれた、マットシュートと
何故か？4種（ABCD）在ると
されていますが、3種で木製
のマットシュートに火薬用は存在しません。

そんなマットシュートを中心に
何故か？MATの装備ではなくて
ウルトラマンの武器も入って
いますけども、マットシュートセットを見て行きます。

マットシュートを横から観ると
玩具らしいマットシュートで
シルバーメッキのボディに先端
が、クリアレッドのパーツです。

カートリッジ（予定）だった場所
が水色のシールの部分です。
トリガーの少し上斜め前の丸い
ランプ5つは左右（前後）の赤のみ
発光して間の3つは、ただのシールです（^^:

作中は先端もシルバーですが
玩具なので、光ります☆

形状的には前期などと呼ばれる
火薬発火型では無いタイプです。

マットシュートのグリップは
真っ黒では無いのですが、玩具は黒の樹脂製です。

トリガーも発火型と形状が違い
ますけども、形状的には光線銃
タイプのトリガーですが、光線
タイプは、トリガーはシルバーでブラックではありません。

マットシュートを右横から観ると
基本的には左側と同じですが
右側からネジで留めているのでネジ頭が見えます。

またグリップの下方に刻印があり

マットシュートセット
（C)円谷プロ
BANDAI　1992
MADE　IN　JAPAN

と、凸モールドで入っています。

マットシュートのグリップの
下の部分が開いて、006P電池を入れるようになっています。

*006P電池・四角い乾電池。

マットシュートのホルスターは
ブラックですが、玩具なので
シルバーで、MATマークが上側に
プリントされています。

ビニール製で4つのホックで
留めて形が造られています。

*略ウルトラ警備隊セットと同じ構造です。

帰ってきたウルトラマンの作中
の設定としては、高性能爆薬や
医薬品が裏側に収納されている
事になっていますが…その設定
は作中でも、よく解らず…
爆薬を腹部に持っているのは…危なくない？(^^:

設定とは別に、マットシュート
セットのバックルは、ただの
樹脂製で、外枠が凸モールドで
シルバーのメッキ塗装がされています。

ベルト自体は、ビニールです。

MATバックルの裏と言うか？
ビニールベルトの後には
ブラックの樹脂製の留め具が
在って、ベルトの調整が可能です。

MATの樹脂製のバッチもセットに
入っています。
外枠が凸モールドでシルバーの
メッキ塗装がされています。

ただ、このバッチが何をイメージ
したのか？しなかったのか？は
解りませんが、MAT隊員が…このサイズのバッチは付けていません（^^:

MATバッチの裏側は、安全ピン
です。・・・こども用なので(^^:

マットシュートセットの箱は
MAT隊員の制服のカラ―の
オレンジをメインに、写真は
MAT隊員では無くて…
やはり主役のウルトラマンの
写真が使用されています。

帰ってきたウルトラマンの
武器のウルトラブレスレットや
ウルトラランスの激小さいモノが
セットに含まれていますけども
MAT隊員が装備はしていません。

していたら最強でしょうけども(^^:

そもそもウルトラランスは
ブレスレットの変形なので
同時に2つは存在しません。

同時期に少数ですが、MATの
ヘルメットも*発売されました。
*再販に近いですが別モノです。

30年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
マットシュートセットも、箱も綺麗で元気に保っています。

■隊員セット

・科特隊隊員セット　　　1992年　3980円
・ウルトラ警備隊セット　1988年　2350円*
・マットシュートセット　1992年　2900円

*ウルトラガン・他、ポピー時代（3期時期）の
モノとベースが同じ為割安。

マットジャイロ 1/72スケール 帰ってきたウルトラマン 全長約18cm 詳しく見る。