Introduction of Japanese toys
Eleking(Ultra Seven)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー150は、ウルトラセブンの3話
湖のひみつに登場する宇宙怪獣エレキングの
B-CLUB(復刻)レビューです。
ウルトラセブンは、1967年10月1日~
1968年9月8日に、TBS系で放送された
円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。ウルトラマンとは異なる侵略をテーマにした
SF色の濃い内容で、今でも多くのファンがいる
名作で、その後ウルトラ兄弟の設定が追加され
ウルトラマンシリーズの1本とされていますが
放送当時は、独立した作品なのでウルトラマンが
助けにくるなどの枠を超えた交流は描かれていません。
■ポージング・エレキング
このエレキングは、他のスタンダードの
怪獣と違い、足がポージングした左右
非対称の造形になっています。
特に左足を引いたポーズを作中で
エレキングがする事は無いのですが…(^^:
また左腕は肩で可動しますけども
パーツの接合的に合う場所を選択すると
左腕を上げたポーズになります。
エレキングを前から観ると角?は正面からは
三日月型に見えない角度…回転の位置に造型されています。
クビと胸の上の関着も、斜めなのが解ります。
塗装的には黒いカラ―は凹モールドに全ては
入って居ません。
コレは、オリジナルのマルサンに忠実に
黒が入れられています。
ブルーメタリックは、やや多い吹きですが
当時のマルサンの固体差幅が大きいので…なんとも言えない吹き面積です。
エレキングをサイドから見ると、左足のつま先
が、かなり外に向いているが解ります。
また尻尾の上の背中部分は、前方向に
くぼんでいるのも、このエレキングの特調です。
エレキングを後ろから見ると、右足が前に出て
いるのが解ります。かなりガニマタです(^^:
エレキングの尻尾は造型で合わすと
立ちますが、吹き塗装のブルーメタリックで
合わすと、エレキング自体(足)が、尻尾で
ジャッキアップされた感じになり浮いて(写真上左)しまいます。
顔は、角?のシルバーは三日月部分の他に
頭部の接合部に1周シルバーが塗られています。
*作中のエレキングは1周シルバー部分はブラックです。
またクチは、作中のエレキングはクリアな
発光パーツで開閉もしませんが…
生物的に赤が入っているのが…マルサンの時代です(^^:
背中の模様は、作中のスーツでも
平面の模様ですが、細かいモールドの
造型になっているのが凄いです。
エレキングの可動は下半身はポージングの固定
で、クビと腕(肩)、尻尾が可動します。
ただ、尻尾は…あまり可動させて
遊ぶような造形にはなってないようです。
足の裏(下)には、右足には凹モールドで
ブルマァクの刻印があり、
左足にはバンダイの文字が、入って居ます。
オリジナルのマルサンは、右足に
(C)円谷特技プロと、マルサン(San)と
凹モール―ドで入って居ます。
復刻ですが、既に20年を超えても
メンテナンスの御蔭で綺麗に保っています。
宇宙怪獣エレキング 身長:53メートル (幼体20㎝) ●武器 スーツアクター 池田芙美夫、鈴木邦夫 |
■エレキングカラ―バリエーション
2001年8月 (畜光版)グリーン吹き 5000円
2005年7月 (畜光版)ライトグリーン、イエロー吹き 5000円
2010年3月 オレンジバージョン・ブルーメタリック吹き 6300円
2011年7月 ウルトラマンアート展限定 水色、グリーン吹き 6300円
2012年7月 (畜光版)グリーン吹き 特撮博物館限定 6500円
2017年11月 クリーム 青・黄吹き 墓場画廊限定 7560円
2019年4月 クリア スーフェス限定 7000円
■メーカー・バンダイ(オリジナル・マルサン)
■発売元 (株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部
■発売・Sales Year 復刻・1999年7月 元・1974年
■当時価格 4.800円
■登場作品 ウルトラセブン(1967年)
■製品仕様 全長サイズ 約21㎝
ウルトラ怪獣 エレキング ASIN B079QJRHP2 (Cable Bite) 詳しく見る。 |