剣鉄也が持った、初めてのブレード!
Introduction of Japanese toys
Great Mazinger SOFUBI
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー02は、マジンガーZと同じく
1990年に発売されたバンダイのソフビ
グレートマジンガーのレビューです。
1974年9月8日の日曜夜7時の放送枠を
マジンガーZ最終回からバトンタッチし継続した
続編アニメ作品の主役スーパーロボットです。
Great Mazinger, Mazinger Z There is also a scene of Mazinger Z co-starring |
It is an animation work of Japan in 1974.
マジンガーZのソフビと同じ、TVゲーム
「スーパーロボット大戦」シリーズのヒット
で、アーケードゲームの景品やカプセルトイ
グッズなどが発売されました。
他のスパロボと共に様々な商品が発売され
マジンガーZにも負けない人気を誇り
ダブルマジンガーとも言われ2体をセットで
揃えるファンが多いスーパ―ロボットです。
同じくスーパーロボット大作戦シリーズの
XX-02番としてラインナップされました。
しかし発売当時、マジンガーZより販売個数が
少なかったようで、入手が困難な1体でした。
その原因は、頭部の造形がマジンガーZよりも
複雑で尖った箇所が多く、ソフビの製造上気泡
が、入ってしまう事が原因と噂されました。
事実、耳だけを観ても型から抜くと言う方法で
量産される「形」としては、マジンガーZより
も、この時代でも難しい形状部分のが解ります。
巨大ロボ初の手持ち武器!
グレートマジンガーは、マジンガーZが
*初の人・兜甲児が乗り込こんで操縦する
巨大ロボアニメと言われるのに対して
初めて武器(剣・マジンガーブレード)を
手に持った巨大ロボと言われるスパロボで
今では、ぜんぜん当たり前のような事ですが
どちらも、パイオ二アとしての背景を持つスーパーロボットでした。
*アストロガンガー(マジンガーZより2ヵ月早い)
は、初の人間操縦ロボットとの説もありますが
ガンガーは意思を持ち、人語を話し喋るのと
カンタロー少年が、吸い込まれ体内に入り
融合するので、ロボットと断言し難く操縦とも断言し難い面が在る。
グレートマジンガーのソフビも、マジンガーZ
と同じく全体に凹モールドが入って居ます。
ボディは、マジンガーZは腰の部分(銀の腹部
下)で分けしてますが、グレートマジンガーは
胸の黒い下(腹部の上)でパーツ分けしています。
腕の構造や塗装も同じで、アトミックパンチの
紺色が整形色で、銀と肩の黒が塗装です。
肩の付根は同じく可動し、肘は可動しませんので
拳もマジンガーZと同じく横向きにはなりません。
しかし、マジンガーZとまったく違うのが足の
部分で、グレートマジンガーは、足の付根
(股関節)で別パーツになっているので
股関節が可動して、マジンガーZは可動した膝は逆に可動しません。
それはグレートマジンガーが、巨大ロボで
初めて武器を手にしたマジンガーブレードが
格納されている尖った太腿サイドの形状的に
膝から上をボディと一体化すると型抜き製造
のソフビとしては、製造上無理がある為に
マジンガーZとは、足の関着ギミックを変更しています。
*関着>用語辞典頁へ
足の裏のロケット噴射口も、マジンガーZ
とは違い1つです。刻印はマジンガーZと
同じ腹部の裏(背中側)に在りますが
形状的にスクランブルダッシュが在る為か?
銀部分はかなり下の方に刻印され、オシリにも刻印が、なされています。
惜しまれるのが、背中の赤いスクランブル
ダシュが整形色は赤なのに、黒に塗装して
しまっている点は、グレンダイザーを観ても
何とか出来たと思える点です。
Wマジンガーとして比較して観ると、どちら
も、今見てもとても良い出来だと思います。
2体を並べて観ると、グレートマジンガーの
頭部が小さく見えてしまうのが少し残念です。
逆にサイズの大きなグレートマジンガーを
スケールダウンしたと思うしかありません。
もう1つ大きな違いはロケットパンチと
膝下の色が、マジンガーZは紺色ですが
グレートマジンガーは青と言えるくらい
明るいカラーになっているのも統一して欲しかった点です。
と、言っても2体が並ぶワクワク感は
大人になっても、充分当時の興奮を
呼び覚ます雰囲気があるソフビ玩具です。
31年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
グレート・マジンガーも綺麗で元気に保っています。
■発売 1990年
■定価 1500円
■登場作品 グレート・マジンガー
■製品仕様 ソフビ 全高サイズ・約215mm
メカニックコレクション グレートマジンガー BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) ASIN : B001NDJFFE 詳しく見る。 |