Introduction of Japanese toys
Robot hack(Captain Ultraman)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー404は、キャプテンウルトラ
に登場するソフビロボットハックを
ブルマァクが復刻したソフビのレビューです。
キャプテンウルトラ
1967年4月16日 ~ 9月24日ウルトラマンの特撮がスケジュール的に難しく
一端中止して、ウルトラセブンまでの間の半年を
別会社の東映が、TBS日曜夜7:00の枠を担当した
特撮ドラマで、宇宙を舞台にしたストーリーで宇宙ステーションシルバースターのパトロール隊の
活躍を描いた作品です。ただ、番組自体はロケが無く、現在の街なども
出ない宇宙のみの話だったり、主役は変身しない
事から、明らかにウルトラマンよりも子供の
トーンは下がった作品でしたけどもキャプテンと共に宇宙人や怪獣と戦うロボットの
ハックは、その中でもウルトラマンに無いキャラで
子供に人気のロボットでした。
■ロボットソフビ
ウルトラQのガラモンは一応…
ロボットですが、発売時期と量産的
には、ウルトラマンの放送が開始され
ピグモンとして買った子供が多く
赤のガラモンが売れたのもあり…
事実上、ウルトラマンにはロボットは
登場しないので、キャプテンウルトラの
ハックが、ロボットらしい外観の
ウルトラソフビの1号とも呼べるソフビです。
蛇腹の腕と足や、メカをソフビで言う
相性的にも、アンテナなどの造形的にも
難しいソフビだった事や、人気や
キャプテンウルトラの再放送の度合い
などから、ハックはブルマァクでは
2期前後には販売されませんでした。
ハックを前から観ると、グレーの
成型色は、マルサン当時と変らずで
すけども、頭部は当時はイエローに
間違って塗られてしまっていましたが
赤に修正されて、*綺麗な塗装になっています。
*当時は頭部とボディのイエローは
手書きの筆塗りだったので、個体差が
大きく、綺麗に見えるハックと
かなり造型ラインを超えて居たり
形状も異なる塗装の個体が確認できます。
復刻は、ちゃんと頭部も赤で他のカラ―も
オリジナルをリスペクトしつつ
綺麗に塗られています。
腕と足蛇腹にはシルバーが吹かれています。
サイドからのハックも、前からと
同じような厚みで、実際よりも
上から見て正円に近い体形になっています。
また頭部が大きく、ボディが小さい
ような短いような比率なのも解る
アングルです。
足首から下は、意外にもかなり忠実に
造型されています。
ハックを後ろから見ると、スーツを
忠実に再現していて、参考写真が
シッカリ在ったのが解る造型です。
背中の四角の中のセンター最下部に
のみ、半円のボッチが無い事までが
再現されています。
ハックの頭部の上は、殆ど映りませんが
翻訳ロボットでもあるので、本来作中では
オープンリールのテープレコーダーが
組み込まれていました。
その部分は、何もない頭部のTOPで
赤く塗装されています。
可動は首(?)も回転しなくは
ないですが…ほぼしません。
腕の付根のみ可動します。
足の裏(下)には、右足に凹モールドで
(C)東映と入って居ます。
左足には、ブルマァクと入り
踵側にバンダイの文字がブラックでプリントされています。
ハックや、キャプテンウルトラの文字は
記載されていません。
ヘッダーは、キャプテンやバンデル星人
らと同じものが使用されました。
21年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ハックも綺麗で元気に保っています。
■ハック・ラインナップ
●マルサン
・ハック グレー、黄色頭 1967年 350円
●マーミット
イベント限定復刻 1997年 (黄色頭)
●ブルマァク
・ハック グレー、赤色頭 2000年 4800円 NO.2048
・ハック 水色、赤色頭 2000年 4800円 *東映ヒーローネット版
*東映ヒーローネット・2000年7月1日に開設~2008年1月15日休止~
2010年7月10日終了、新通販サイト「東映 ONLINE STORE」へ移行。
ハック 500万馬力 腕をロケット砲に換装可能 言語翻訳機を装備。 スーツアクター・佐川二郎 |
■メーカー・ブルマァク 、オリジナル・マルサン
■発売・Sales Year・2000年 NO.2048
■当時価格 4800円
■登場作品 キャプテン・ウルトラ(1967年)
■製品仕様 全長サイズ 約21㎝
キャプテンウルトラ コミック 461ページ ISBN-10 4775910612 詳しく見る。 |