ジェロニモン・ウルトラ怪獣ソフビ【364】

Introduction of Japanese toys
GERONIMON(Ultraman)

ホビービルドプラス宇宙九太です。

玩具レビュー198は、ウルトラマン
第37話「小さな英雄」に登場する
怪獣酋長 ジェロニモンB-CLUB(復刻版)レビューです。

ウルトラマン 1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。

放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為に、オープニングでは
ウルトラQの文字が回転して、その中から
ウルトラマンという文字が出て来るタイトルが残ります。

怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8%
記録、50年以上前の子供番組ですが、今でも
知らない人は居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。

■ウルトラマンシリーズ最高視聴率の主役!

第37話「小さな英雄」は、現在も続く
全てのウルトラマンシリーズの中で
最高視聴率42.8%を記録した話です。

そのメインの登場怪獣が、ジェロニモンです。

ですが、レッドキングゴモラなどよりも
人気があるかと言えば・・・そうではありません。

ソフビのリーリースや販売などからすれば
カネゴンや、ガラモン(ピグモン)にも
負けてしまう怪獣です。

何故?42.8%もの数字になったのかは
簡単で、先週の36話の予告で日本中
子供達が歓喜したからです。

「60匹すべての怪獣が蘇生」する
登場すると、思いこんで期待した数値です。

ですが、スタジオのスペースや改造している
怪獣個体数は1体だったり、大人の事情で
復活したのはドラコ(2)テレスドン
ピグモンだけでした。

人気怪獣のゴモラザラガスに改造して
しまっていて前週に出たばかりで
レッドキングはボディ的には、3回使用
して、ウルトラマンと格闘し首を
八つ裂き光輪で外しているなどの事情で
復活出来ずに終わってしまった事から

ジェロニモン自体は、脳波で羽根を操り
ウルトラマンを苦しるアイディアのある
面白い怪獣なのですけども、60匹の復活
なかった事から、ジェロニモン自体の
再販(復活)は無く、今回のソフビが唯一の復活体です。

ジェロニモンを前から観ると
大きな頭部の羽根は無く
前からだとライオンのような頭部です。

ボディも、ジェロニモンは濃いグレー
に、イエローオレンジのラインが
入っていますけども・・・
まったく違うカラ―造型のボディです。

ボディセンターに1本凹筋があるのも
よく解らない造型で、股間部分に
毛?のような造形があります。

ジェロニモンをサイドから見ると
頭部は、羽根というよりも
当時のインディアンの装飾に近い
形状に造形されていて、緑のカラ―吹かれています。

尻尾も短く、形状のテレビ画面
ジェロニモンの尻尾の形状とは
異なる造型になっています。

背ビレも、まったく異なるので
略、前からの写真だけで造形した
かと思える1体なのが解ります。

ジェロニモンの後頭部は、造型
としては面白く、上手く処理されて
いますけども、テレビ画面
ジェロニモンの頭部とは異なります。

ジェロニモンを後ろから見ると
なんだか、縫われたのように
見える背中です。

ウルトラマンに攻撃して、羽根
全部抜けてしまったとしても・・・
テレビ画面ジェロニモンとは異なるアングルです。

ジェロニモン可動は、首と
手(ボディとの付根)が回転し
足の付根が可動します。

ジェロニモンの足の裏(下)には
左足に凹モールドで(C)円谷プロ入って居て

右側にはブルマァク文字
刻印では無く入っていますが

何処にも、ジェロニモンとは入っていません。

15年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ジェロニモン綺麗元気に保っています。

■ジェロニモン ラインナップ

●ブルマァク

ジェロニモン 赤茶 1969年 350円 

●バンダイ・復刻

ジェロニモン 赤茶 2006年 4800円 NO.2582

怪獣酋長 ジェロニモン

別名 怪獣酋長
身長 40m
体重 3万t
出身地 大岩山

●武器
無重力光線をリバウンド光線(口から吐く)
フェザーショット(羽を脳波で操って飛ばす攻撃)

スーツアクター:荒垣輝雄
デザイン・成田 亨
造型 高山良作

■メーカー・バンダイ(オリジナル・マルサン)
■発売元 (株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部
■発売・Sales Year 復刻・2006年 元・1969年  NO.2582
■当時価格 5.400円  
■登場作品 ウルトラマン(1966年)
■製品仕様 全長サイズ 約20㎝ 

科学特捜隊 ツールボックス
ウルトラマン
ASIN : B07W4P747X
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