チョロQ・ガンセキオープン【442】

Japanese car deformed toy
BOULDER MOBILE(NO.01)

ホビービルドプラス宇宙九太です。

今回の玩具レビュー442は、
タカラが1992年に発売した
コミックチョロQ
チキチキマシン猛レースの1台
ガンセキオープンのレビューです。

チョロQとは、タカラのディフォルメした
*クルマが、プルバック動力で走るミニカーです。
*主にクルマですがクルマ以外のモノもトミカ同様に少数ですが商品化していました。

チョロQタカラ(タカラトミー)で販売されていた
シリーズの展開を、残念ながら2009年で販売終了しました。
その後は、外観はチョロQに近いリモコン付きの玩具が
チョロQZeroとして関連会社のトミーテックから販売されています。

■チキチキマシン猛レース

ハンナ・バーベラ・プロ制作
アメリカテレビアニメ

日本1970年4月6日~7月27日
NETテレビ(現・テレビ朝日)系
毎週月曜19時30分~20時00分
全34話放送本数全17回

当時世代は上記の放送時間や局は
あれ?と思う人が多いかと思います。

多くの子供が見たのは全34話
放送本数でも全17回しか無いので
直ぐに再放送された
「マンガのくに」現テレビ東京系
月曜日~土曜日 18:45~19:00の
15分枠で、何度も繰り返し再放送
された方を見ていた子供が多く
同じ話なのか?も、よく解らない
程、良い意味でバカバカしい
ドタバタでメチャクチャなレース

なので、放送していれば見たと言う感じで

ペネロッピー絶体絶命
スカイキッドブラック魔王
バッグス・バニー
ポパイ
ワニのワリー
逃げろや逃げろ大レース
ラムヂーちゃん
スーパースリー
大魔王シャザーン
幽霊城のドボチョン一家
突貫カメ君

などの海外アニメが、ランダム
繰り返し再放送された1つでした。

90年代には、テレビゲームなどから
再燃しドラマひとつ屋根の下
1993年
の中で、ケンケンの真似を
する描写が度々使われ、CMにも
ケンケンが登場

2000年にもゲームから再燃し
パチンコになるなどブームが起き
た時期に、チョロQとして発売
された商品が今回のレビューです。

ガンセキオープン

アメリカではThe Boulder Mobile
(ボウルダー・モービル)と呼ばれ
るマシンで、直訳すれば動く丸石
と言う意味になります。

ドライバーはスラッグ・ブラザーズ
2人で、タメゴロートンチキ
言うのが日本アニメの名前
アメリカではグラベルロックです。

動力は互いのを叩きあうことで
スピードが上がる…科学的には
意味不明で、壊れても転がっている
から、もう1台作りだしてしまいます(^^:

ガンセキオープンをサイドから
見ると、チョロQ動力パーツ
が在るのと、基本的な車輪の軸
位置
(ホイールベース)を
キープしている中でのデザイン
なのが解ります。

チョロQ的には車輪は正円
あって欲しいのですが、アニメ
は、正円では無いので、前輪の
外側にのみ、ガタガタの円周の
車輪
が装着されています。

…奥に正円の車輪が見えますけども(^^:

タメゴロートンチキとの
髪の毛の色と、車輪軸の木
カラ―は濃いブラウン

タメゴロートンチキこん棒
と、木のマフラーは明るいブラウンです。

そもそも…マフラーがって…燃えます(^^:

また後輪のタイヤは、ゴム製
サイドに「DUNLOP」の文字が
入っています。

ゼッケンナンバー文字はシールです。

タメゴロートンチキの腕は
左右には動かず、頭を叩く事
出来ませんが、前後に手動ですが
可動させる事が出来ます。

コミックチョロQならではの
動きで、チョロQとしては
必用の無い可動部分ですけども
動かす事で、コミックチョロQ
としての楽しさはあります。

ガンセキオープンをななめ後から
見ると、タメゴロートンチキ
体が内側で一体化しています。

アニメでは、勿論別々なので
かなり思い切ったアイディア
造型だと思います。

背もたれ?も、もう少し在りますが
一応存在しています。

木のマフラーは穴では無くて
逆に中央が凸モールドになっています。

ガンセキオープンを後ろから見ると
タメゴロートンチキの中央下の
部分にブラックのネジが1つあります。

キャラの腕が動くギミックを前後の
パーツで止めるのに、ネジを使用して
いますが、シルバーでは無くて
ブラックのネジで目立たないように
しているのは優しい感じです。

2本出しマフラーのパーツも、ボディ
の上部の後方2つを下側に伸ばして
留めているのが解ります。

ガンセキオープンを前から見ると
一応、ボンネットにエンジンが
あるのか?アニメでも開く部分が
造型されています。

タメゴロートンチキの顔と…
言うか、鼻の部分を塗装せずに
残して表現しています。

前輪の内側が、鉄道の車輪のように
正円で、外側が凸凹の石の車輪
見えるように工夫されているのが
解かるアングルです。

左ハンドルなので…一応少しだけ
ハンドルの上部が左に造形されています。

黄色い2つのヘッドライト
パーツ的には別ですが、ボディと
同色
なので、イエローのシールが貼ってあります。

ガンセキオープンを裏から見ると
下部分が前後のネジで開くように
なっている変わったタイプです。

前タイヤと、後方のゴムタイヤ
質感の違いが解かるアングルです。

車輪の軸は、当然金属なのが見えます。

刻印は上から(左側が上)

コミックチョロQ
チキチキマシン猛レース
ガンセキオープン780
(C)H-B Inc.NIPPON COLUMBIA CO.LTD
1992 TAKARA JAPAN

と、凸モールドで入って居ます。

ガンセキオープンチョロQと同じく
中のマシン(商品)が見える箱入って販売されました。

デザインゼロゼロマシンと同じです。

29年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
ガンセキオープン綺麗元気に保っています。

コミックチョロQ  チキチキマシン猛レース

ゼロゼロマシン MEAN MACHINE(NO.00)780円 1992年

・ガンセキオープン BOULDER MOBILE(NO.1)780円 1992年

・ハンサムV9  VAROOM ROADSTAR(NO.9)780円 1992年

・3台セット 2980円  2002年

*2002年の3台セットは単品よりも簡略化された
使用で、色なども異なるので単品の
お得版では無く別モノです。

チキチキマシン猛レースマシンキャラ

00 ゼロゼロマシンThe Mean Machineブラック魔王 ケンケン
1 ガンセキオープンThe Boulder Mobileスラッグ・ブラザーズ(タメゴロー、トンチキ)
2 ヒュードロクーペThe Creepy Coupe グルーサム・トゥーサム モンスター、ドラチビ
3 マジックスリー(The Convert-A-Car ドクターH
4 クロイツェルスポーツThe Crimson Haybailer コウモリボス
5 プシーキャットThe Compact Pussycatミルクちゃん(ペネロッピー)
6 タンクGTThe Army Surplus Special 軍曹閣下、新兵くん
7 ギャングセブンThe Bulletproof Bomb トラヒゲ一家(親分、子分たち)
8 ポッポSLThe Arkansas Chuggabug ヨタロー、熊八
9 ハンサムV9The Turbo Terrific キザトト君
10 トロッコスペシャルThe Buzz Wagon ドン・カッペ、甚平

■メーカー・MAKER タカラ(TAKARA )
■発売・Sales Year  1992年 
■当時価格 780円
  ■登場作品・チキチキマシン猛レース
■製品仕様 全長サイズ約5.5cm×3.5cm(こん棒除く)

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