Introduction of Japanese toys
GOMEZ(GOMESS)(UltraQ)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー410は、ウルトラQの第1話
「ゴメスを倒せ!」に登場する
古代怪獣ゴメスを、2001年に
円谷英二特技監督の生誕100周年記念として
怪獣郷から発売された1体のレビューです。
ウルトラQ
1966年1月2日~1966年7月3日
TBS系放送・円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。自然界のバランスが崩れた「アンバランス」
と言う番組に、怪獣の要素をプラスして
「ウルトラQ」として放送、最高視聴率36.8%を記録します。日本中に怪獣ブームを巻き起こし、雑誌や
プラモデル、関連グッズも大ヒットで
テレビ番組のマーチャンとしても画期的な
作品になり、テレビキャラのソフビと言うジャンルを定着させる元になります。
■円谷英二生誕100周年記念ソフビ
円谷英二生誕100周年記念ソフビ
として、怪獣郷ブランドで
初代ゴジラ、ゴメス、ジラース
円谷英二の4つのソフビを1セットに
して販売した記念ソフビです。
■ゴメスのソフビ
ゴメスも含め、ウルトラQのソフビ怪獣は
初めての怪獣玩具だった事からも
本当に子供に受け入れられるのか?
まったくの手さぐりだった為に
1期と呼ばれる最初のゴメスは
わずかに600体しか造られませんでした。
後々のウルトラQ、ウルトラマンの
大ヒットからしたら、メチャメチャ
少ない数ですが、前例が無いと言う事で
しかた無かったのかもしれません。
ガラモンは、ウルトラマンに
ピグモンが出た事から、継続して同じ
ソフビが発売され
カネゴンも、ウルトラマンの本編には
出ませんが、オープニングの影絵に
出ている事から、そのまま発売されて
いますけども、他のウルトラQの怪獣は
白黒番組だった事から、再放送が少なく
ウルトラマン、ウルトラセブンの
怪獣の前に存在が薄くなり、ブルマァク
時期も、あまり数は造られてないようです。
容姿も作品のゴメスとは、かなり異なり
尻尾も短く、二股ではなく1本だったり
ゴジラベースでもなく、虎や熊ぽい…
可愛いような微妙な容姿でしたけども
2001年に、スタンダードサイズのソフビ
としては、かなり作中に近いゴメスが
円谷コミュニケ―ションズが
2004年にマーミットからも別型での
同サイズが発売されています。
ゴメスを前から観ると、カラーは
ブラウンベースで、造型と関係無い
ような吹き方では無く、角や爪他
造型部分に合わせた塗装になって
いるのが解ります。
元々の東宝から借りたゴジラが
ベースで、返却する前提なので
ゴジラに角などをプラスする改造
のみで、ゴジラの部分を削るなど
マイナス変更の改造は出来ない
怪獣でしたが
ゴジラは手首から先は、*次作や
メンテナンスでも、取り替える
事から、手首から先は大きな
爪を持った手がゴメス用に造形し
取り付けられている、手の大きさ
も造型されています。
*ゴジラは新作時に前作のスーツを
水や火薬など痛みが激しいと想定
されるシーンに使用するので保管していました。
ゴメスをサイドから見ると
尻尾の先が二股になっているのも
シッカリ造形してあります。
角やクチの後から後方に伸びる
角のようなパーツもあり
手首少し上から伸びる角?の
ようなパーツも、造型されています。
首のシルエットが解り難いような
首の後方の部分も、略しながらも
ちゃんと造形されています。
ゴメスを後ろから見ると…
クチの後方から伸びた角?ような
パーツの存在感が凄いです。
ゴジラの最大の特徴でもある
*背ビレは装着せずに、カメの甲羅
のような、チャック隠しを背負わせて
いるのも造型され、亀ぽい?カラ―の
メタリックグリーンが吹かれています。
*ゴジラの背ビレは、スーツアクターの
出入りや、メンテナンス的に外しやすく最利用しない部分。
ゴメスの可動は、首(ボディとの付根)
腕の付根、足の付根が可動します。
尻尾の付根も可動します。
マルサン・ブルマァクの尻尾は固定で動きません。
ゴメスの足の裏(下)には
右足には凹モールドで、怪獣郷の
刻印が入り、TSUBRAYAのシールが
貼られています。
左足には凹モールドで
(C)円谷プロ
34.ゴメス
2001
MADE IN JAPAN
20年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
古代怪獣ゴメスも綺麗で元気に保っています。
古代怪獣ゴメス 身長:10メートル
スーツアクター 中島春雄 |
■メーカー・怪獣郷(円谷コミュニケ―ションズ)
■発売・Sales Year 2001~2002年
■当時価格 15000円(BOX4体セット価格)
■登場作品 ウルトラマン(1966年)
■製品仕様 全長サイズ 約23.5㎝
![]() 昭和のテレビコミック 中城健太郎 (著) 詳しく見る。 |