未来でレトロな35年後のアトムの魅力!
Introduction of Japanese toys
Tetsuwan Atom(ASTRO BOY)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー054は、手塚治虫の代表作
鉄腕アトムを、ビリケン商会が発売した
ソフビのレビューです。
鉄腕アトムは、1952年から雑誌少年に連載
された人気漫画で、1966年国産初のアニメ
としてフジテレビ系で放送、1980年には
カラーで日本テレビ系で放送された作品です。
世界各地でも放送され、アストロボーイ
(ASTRO BOY)として海外でも有名で
現実の日本の人型ロボットの開発のベース
に大きな影響を与えたSF作品です。
発売元のビリケン商会(BILLIKEN SHOKAI)
は、東京都の南青山で1976年から営業する
ギャラリー&アンティック・トイの商会で
ガレージキットやブリキ玩具など、懐かしい
キャラクター玩具なども販売しています。
このアトムは、手塚治虫キャラクター・
ワールドソフトビニール人形コレクションの
1つとして、ヘッダー付きの袋入りで1987年
~10年間販売されていました。
どちらかと言うと、80年代のアニメよりも
フジテレビ版やマンガのアトムを連想する
フォルムで、瞳も上目使いと言う愛嬌があるソフビです。
整形色は、もちろん肌の色で、他が塗装です。
*シリーズ名が長いからか?他との区別の為に
ワールドアトムとも呼ばれます。
アトムの角は、ねずみの耳!?
後ろから観てもアトムと、ひと目で解る姿で
アトムの角は、2次元の紙やテレビでは
ミッキーマウスの耳と同じく、どの方向から
でも重ならないで、2つに見えるように描かれ
ていますので、3D化の難しいところですが
微妙な角度や高さを上手く形にしています。
赤いブーツの裏には、ジェット噴射口などは無く
右に手塚プロ、左に1987年の刻印が凹モールドで入っています。
手と言うか…腕全体が、先端に行くほど太く
なるようなマンガ的な造形で、ボディとの
接合部分から可動しますが…なんと可愛い
ぽっぺたに当たり、それ以上は腕は上には
上げる事が…残念ながら出来(廻り)ません。
ただ、この腕のディフォルメは漫画やアニメ
の2次元を立体化した一番面白い部分であり
このアトムのソフビが存在するポイントです。
足はパンツ?部分のボディパーツの結合部が
可動するだけなのですが、接合部の角度が
微妙に良い角度なのと、斜め外側にハの字に
広がっている事で、なんとも不思議で可愛い
ポーズが可能になっています。
35年を超えてもメンテナンスの御蔭で
鉄腕アトムも綺麗に元気に保っています。
鉄腕アトム 身長135センチ 体重30キログラム 電子頭脳は胴体内上部に設置 7つの威力(漫画版) 1. 善悪を見分けられる電子頭脳。 7つの威力(アニメ版1963年) 1.どんな計算も1秒でできる電子頭脳。 誕生日2003年4月7日 |
■メーカー ビリケン商会 ■発売 1987年 ■当時価格 4000円 ■手塚治虫キャラクター・ワールド ソフトビニール人形コレクション ■登場作品 鉄腕アトム ■製品仕様 全長サイズ約20cm |
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