Introduction of Japanese toys
HYDRA(Ultra man)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー320は、ウルトラマンの
第20話「恐怖のルート87」に
登場する高原竜ヒドラのソフビ
B-CLUB(復刻版)のレビューです。
ウルトラマン 1966年7月17日~1967年4月9日
TBS系で放送された円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。放送当時はウルトラQシリーズの中のウルトラマン
として放送された為に、オープニングではウルトラQの
文字が回転して、その中からウルトラマンという
文字が出て来るタイトルが残ります。怪獣ブームを巻き起こし、最高視聴率42.8%を記録
50年以上前の子供番組ですが、今でも知らない人は
居ないと言う程の日本を代表するメジャーキャラで番組です。
■あなたは誰?Wの悲劇?
この怪獣は「ヒドラ」で、ウルトラマンが
倒さなかった(倒せなかった)初めての
怪獣としても知られ、存在しのかも?
微妙な、幽霊的な怪獣なので設定上の体重が
ゼロとなっている異質な怪獣ですが
このヒドラの足の裏には「ツドラ」と記載されています。
このヒドラも、放送当時にマルサンが発売
しなかった怪獣を、ウルトラファイトの
時期に、ブルマァクが発売した追加怪獣ですが
まだ1970年には、江戸っ子で「ヒ(hi)」が
発音できすに「シ(si)」と言う人が
それなりに多く居ました。
その為に、口頭や電話で伝えると「ヒ(hi)」が
「シ(si)」になる可能性は、かなり高いと考えられます。
更に、「シ(si)」というカタカナを「ツ」と
書いてしまう人というのも、今よりも多く
手書き文字の文書や、看板などでもシとツは
間違えられる事が、活字を拾う時代には
あるあるだった事なので、この2つの悲劇が
重なった事から、彼の名前は「ツドラ」と
記載されてしまったと思われます。
*活字・1文字ずつの金属のハンコのような
文字を組んで、新聞や雑誌などを印刷していた。
高原竜ヒドラを前から観ると・・・
かなり可愛い感じに見えます。
頭部が、他のスタンダードソフビの
怪獣と同じくらいのサイズなんですが
翼を同スタンダードソフビの袋に収める
為か小さくしているので、迫力には欠ける部分があります。
高原竜ヒドラをサイドから見ると
前よりも迫力があるのが解ります。
特に横顔は忠実で、よく出来た造型で
モールドなども凝った作りです。
足はサイドから見ると解りやすいので
記載しておくと、可動せずにボディと一体型になっています。
かかとの爪も、シッカリ作られています。
高原竜ヒドラを後ろから見ると
もっと評価されても良いと思える程に
見事な造形で、他の角度から1ランク
越えた仕上がりになっています。
また見た目だけでは無く、羽根は
足が可動しない分、背中との結合部分で
可動するうようになっているのも
ソフビとしては、ボディと羽根や腕を
一体型にしれ、足を可動させる事が
多いですが、羽根を可動させているのも
もっと評価されて良い分部だと思います。
高原竜ヒドラの腕の付根と、首?(肩)と
羽根の付根が可動します。
つまり羽根は、正面から見て時計の針の
ように回転する可動になります。
高原竜ヒドラの足の裏(下)には
右足に凹モールドで(C)円谷プロと
ブルマァクの刻印があります。
左足には「ツドラ」の文字が縦に
掘られていて、横位置にバンダイの
文字がプリントされています。
復刻ですが22年経ってもメンテナンスの
御蔭でツドラ…ヒドラは元気です。
■ヒドラ・スタンダードソフビ
ブルマァク
ヒドラ、ピンク・渋青吹 1970年 350円
ヒドラ、ピンク・濃ピンク吹 1970年 350円
バンダイ
ヒドラ、黄緑・黄・青銀吹 1998年 4800円
ヒドラ、赤・ピンク・濃紺吹 2011年 6300円
高原竜 ヒドラ 身長 60メートル *霊的な怪獣ともされる為に体重は無い。 火炎 モチーフ スーツアクター:荒垣輝雄 |
■メーカー・バンダイ(オリジナル・マルサン)
■発売元 ((株)バンダイ・ホームプロダクツ事業部
■発売・Sales Year 復刻・1998年 オリジナル1970年
■当時価格 4800円
■登場作品 ウルトラマン(1966年)
■製品仕様 全長サイズ 約19.5㎝
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