金属バットと超合金と野球少年!
Introduction of Japanese toys
Robottojunia(Great Mazinger)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー43は、1974年9月8日の
日曜夜7時に放送していたアニメ
グレートマジンガーに登場するロボット
超合金ロボットジュニアのレビューです。
It is an animation work of Japan in 1974.
ロボットジュニアは、マジンガーZの主役
兜甲児の弟シロ―が乗るロボットです。
兜甲児がアメリカに留学した為に
科学要塞研究所の所長、実はシロ―の父に
頼んで造ってもらった操縦練習用の機体で
グレートマジンガーの第25話から登場する
番組的には、3クール目の強化案のキャラ(メカ)の1つです。
ロボットジュニアは、野球少年をモチーフ
にしているので、*頭部のヘルメットが
ホバーパイルダーや、ブレーンコンドルの
役割をしていて、合体してコックピットになります。
ジェットキャップやジェットハッターと
設定上ではありますが、当時の子供にも
浸透していなかったメカのネーミングでした。また、シロ―はドッキング時に憧れから?ファイヤーオンと言います。
グレートマジンガーよりも、売れないのは
解っているので、塗装なども略されて腹部や
膝、首元の赤はシールになっています。
肩や足の腿は金属のまま未塗装になっています。
後ろは、珍しく刻印が背中上部に在ります。
コレは足のパーツを他のビューナスAなど
と、共有するなどを考えていての事かもしれません?
足の裏には、キャラクター名以外の刻印が
凹モールドの中に、ポピーとJAPANとだけ
入って居ますので、他のキャラに色替え
などで流用可能なパーツになっている感じです。
ロケットパンチの無いマジンガー練習ロボ!
ロボットジュニアは、超合金ではマジンガー
の操縦練習用なのに、ロケットパンチの
ギミックは無く、肘が折れてミサイルを
発射出来るテレビ作品寄り?のギミックを搭載しています。
他のキャラクターは、ロケットパンチなど無い
キャラにも、お約束でロケットパンチを付けて
しまうのに、超合金としては面白い存在の1体です。
*作中では、ジュニアミサイルと言う
手首と肘の間から3門の小型ミサイルを発射する事が出来ます。
もう1つアイアンバットと言う、肩から出て
来るロボットジュニアの主要武器は、まんま
バットで、超合金ニューZで出来てるそうで
すが、特に敵に通用した事は無い武器?です。
*同74年から高校野球に金属バットが導入され
少年野球でも、木製から金属バットを使う事が
徐々に増えた年なので、超合金と金属バットが
ロボットジュニアを、野球少年モチーフで
誕生させた元になっているのかもしれません。
アニメでは赤いバットですが、玩具の付属には
銀メッキの金属バットも2本付いていました。
箱のロボットジュニアは、アニメ作品に近く
首や腕、よく観ると足も黄色で、肩もテレビと同じく紺色です。
価格もグレートマジンガーよりも、安い千円に
設定されているので、色数はセーブされたのは
仕方ないかもしれません。
箱の左上にグレートマジンガーの文字が入れ
られているのは、サブキャラの宿命ですが
ボスボロットは、超合金になっていなくて
ナンバー的には5番目の超合金として出るのは
隠れたマジンガーシリーズとして期待された存在でした。
46年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
ロボットジュニアも足元以外は塗装も元気です。
ロボットジュニア 動力・光子力エンジン 最大出力10万馬力 操縦機体・ジェットキャップ(ジェットハッター) 武器 アイアンバット(アイアンバッター)*ニューZ合金製 ジュニアミサイル 製作・兜剣造 |
■発売 1974年
■定価 1000円
■登場作品 グレート・マジンガー
■製品仕様 ソフビ 全高・約10cm
超合金魂 グレートマジンガー GX-73 ダイキャスト&PVC製 塗装済み可動フィギュア BANDAI ASIN: B06XC4L4K3 詳しくみる。 |