Introduction of Japanese toys
BacchusIII(Star wolf)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー308は、円谷プロが
1978年に製作した、アストロノーティカシリーズ
スターウルフ/宇宙の勇者スターウルフ の
主力メカバッカス三世を、ポピーが
ポピ二カとして販売したのレビューです。
*バッカス三世号との記載が多いですが
商品的にはバッカス三世となっていますが同じメカの名前です。
HBR-9の動画・バッカスⅢ世、360度・可動、ミサイル発射!まさかの**大発射!
*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。
スターウルフ(宇宙の勇者 スターウルフ)
1978年4月2日~1978年9月24日
読売テレビ制作、日本テレビ系で毎週日曜日19:00~19:30
全24話で、円谷プロダクションが製作した特撮番組で
エドモンド・ハミルトンの小説を原案としていますが
スターウォーズのヒットを受けて、1クールで1つの話を
構成する壮大な本格SFドラマの予定でしたが・・・視聴率は*低迷し、14話から宇宙の勇者 スターウルフ
に改題し、強化案をプラスしますが・・・24話で終了し
当初の予定とは異なった作品になりました。
*最高8.8%~3.7%確かに、ストーリーやキャラクターが日本人だけ
なのが、スターウォーズと比較してしまう為に
どうしても、ドラマや芝居が良くても劣るように
見えてしまいがちでしたが・・・唯一、特撮部分は円谷プロとしても良ささが出た部分は
印象的で、バッカスIII世号の描写やデザイン、操演
などは、スターウォーズには無い素晴らしさを残しました。
■スターウォーズとSFブーム
スターウォーズ公開後に、多くの作品が
影響を受け、特にSFのまんが、アニメ
特撮への影響は、大きく・・・
その製作段階でスターウォーズを意識した
時点で、この時代はスターウォーズの
クローンなどと言われる事もあり
ガンダムでさえ、ライトサーベルと
ビームサーベル、トルーパーとザク
ダースベイダーとシャア、など
影響を受けた部分をヤリ玉に、作品内容を
冷静に観ない人も多い時代でした。
東映の映画「宇宙からのメッセージ」も
20世紀フォックスは「版権侵害だ」とまで
言われる程で、コレをテレビ用にした
宇宙からのメッセージ・銀河大戦も
国内外で、同様な評価(扱い)を受け
1話に1000万円の予算をつぎ込んでも
5~6%と低迷し、仮面ライダー以来の
東映特撮の土曜日19時30分枠を失う程の大打撃を受けます。
スターウルフも、やはりスターウォーズの
壮大なスケールを意識しすぎていて…
バッカスIII世号の設定も、ブラックホール
に突っ込んでホワイトホールに抜けられる
など・・・当時でも「え?」と思う
壮大を超えてしまっている、設定などに
子供が引いてしまう部分があり
SFでは無くて・・・
アストロノーティカシリーズ、と名乗って
いますが・・・今でも「?」と言う感じで
そこもSFで、よかった気がします。(^^:
ウルフクローなども、Xウイングそのまま
と言う指示で作られたメカですけども・・・
せっかくのバッカスIII世号などの
オリジナル%の高いメカの足を引っ張る存在でした。
ですが特撮の新技術は、後年でも高く評価された作品で
バッカスIII世号の発進や、火薬爆破シーン
など、シーンやメカとしてはバッカスIII世は
SF・特撮ファンに一目置かれた存在になっています。
主役よりも写真が大きい宍戸錠(キャプテン)が
使用された箱写で、右端が主役のスターウルフ(ケン)です。
バッカスIII世号をサイドから見ると
作中では、基本的にシルバーの単色の
機体ですが、ブラックとの2トーンな
感じにしていますけども、派手なカラー
やシールが貼られていないのも
ポピ二カとしては1978年と年数が
経っている商品だからかもしれません。
作中の機体には無いBCⅢのシールは
黄色で貼られて居ますが、小さいので(^^:
バッカスIII世号を前から観ると
機体のフォルムは、忠実な感じに再現されています。
エンジン前のブラックの部分と
ミサイル発射ボタンの赤が目立ちます(^^:
ミサイルは黄色いモノが
スペアも含めて付属していますけども
作中は光線なのと、エンジン部分から
光線は発射しないので、ウルトラマンなら
腕では無く、つま先から出るくらいズレた位置なので1度も袋から出していません。
で、何故か?機首部分も、赤いボタンで発射?します。
作中では、もちろん分離もしません。
また、後方のエンジン部分も何故か?
可動して左右外側のエンジン部分を
動かす事が出来ますが,作中の機体には
無いアクションでなので、箱に入れる逆算のようです(^^:
上の写真は機体の中に斜めに出た
黒いパーツを格納しています。
*これも、特に作中で意味のある
パーツではありません(^^: 下は伸ばしています。
バッカスIII世号を後から見ると
エンジン部分など、凸凹の造形も
頑張って居るのが解ります。
エンジンの噴射口は、もう少し
大きくてよかったかもしれません。
当時、やっと火薬の火では無い
宇宙でのエンジンが、特撮で表現出来ました。
*それまでは火薬の煙が上に向かって
モクモクあがっていました(^^:
それは画期的な事だったので
玩具の箱にも、作中の写真が使用されています。
バッカスIII世号の裏には
ポピ二カ
スターウルフ
バッカス三世
ポピー PB-69
(C)円谷プロ
よみパック
JAPANと、凸文字で入って居ます。
小文字でも何故か?プラス(重複)
(C)円谷プロ よみパックが入っています。
ポピ二カなので、御約束のコマ(車輪)が
バッカス三世にもあります。
機首に1つ、センターの左右に2つ、後方の
エンジン部センターに1つ、合計で4つが
ひし形状に設置されていて、走らせることが出来ます。
42年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
バッカス三世も、箱も元気で綺麗です。
バッカスIII世号 スペースコマンドの20等級小型高速宇宙船。 耐久性・ブラックホールに突っ込んでホワイトホールに抜けられるほど 全長 70m 全幅 20m 重量 500t 武器 高性能イオンロケット4基 搭載機 ステリューラー 同型艦 ミニチュア 最大プロップ4尺 |
■メーカー・ポピー(バンダイ)ポピ二カ PB-69
■発売・Sales Year 1978年
■当時価格 1500円
■登場作品 スターウルフ・宇宙の勇者スターウルフ ((1978年)
■製品仕様 全長サイズ 約14㎝×124㎝
スターウルフ MUSIC COLLECTION 日本コロムビア ASIN : B00ICPLTUU 詳しく見る。 |