ntroduction of Japanese toys
CHOROBO(Time Bokan)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー017は、1975年10月4日から
1976年12月25日毎週土曜にフジテレビ系で
放送していたアニメタイムボカンに登場する
レギュラーロボットチョロ坊の玩具です。
今回の玩具レビューはチョロ坊は、*永大
(エーダイ)のGRIPブランドから出ていた
グリップキャラクターのシリーズ
タイムボカンシリーズNO.3のチョロ坊です。
*永大(エーダイ)・永大グリップと続けて
言われる程、永大のメジャー玩具ブランドで
ミニカー、プラモデルなど「G」のマークで
子供にも有名なメジャー玩具メーカーでした。
グリップキャラクターのシリーズは
基本的に透明のブリスターの箱を上から被せ
紙の台と背景の中にキャラクターを置いて
見せる販売パッケージで、殆どのライン
ナップが、480円で販売されていました。
タイムボカン以外に、サンダーバードシリーズ
ウルトラマンタロウ、レオシリーズ
円盤戦隊バンキットシリーズ
ハリケーンポリマーシリーズ
UFO戦士ダイアポロンシリーズ
テッカマンシリーズ、ズバットシリーズ
など、1973~1976年くらいがメインで
その前は、見た目は同一シリーズに見える
ガッチャマンなどは、ガッチャマンシリーズ
とは記載してなく、番組タイトルとは微妙に
違うシリーズ名だったり、ITCの番組キャラは
全てサンダーバードシリーズだったりしました(^^:
また同じ玩具でも色違いや細部の使用違いでも
同時期にでも販売されていました。
*グリップキャラクターと言うのは
車や飛行機など、キャラでは無いモノもあり
主にテレビ番組に登場するモノの事(メカ・他)でした。
チョロ坊は、主人公の丹平ちゃんが作った
ロボットで、動力はゼンマイです。
玩具の方は無動力で、頭部と腹部のハッチ
手首から先はプラ製で、他が金属のパーツで
出来ています。
鼻やアンテナは、思い切って?平面でのシールです(^^:
チョロ坊の背中には、グリップのGマークの
刻印が入っています。作中ではゼンマイが
在りますが、この玩具には略されて…ありません。
チョロ坊のお腹のハッチは下に開くと、内部のメカが現れます。
チョロ坊を足裏から観ると足が前後に動くのが
隙間からの様子で解ります。
足が金属で重い為に、シッカリ立ちます。
オシリ?の部分は、作中では青では無く
手と同じ黄色なのですが、腹部のハッチと
同じ整形パーツで、造られていると思われます。
チョロ坊の腕は番組作中では、伸びますけども
この玩具は肩の形状からも、写真の高さまでしか上がりません。
このシリーズは、超合金よりも安く
キャラクターの色分けを出来る範囲で
再現している点や、他で販売されてない
キャラも出ている安くて豊富なラインナップが魅力の玩具でした。
チョロ坊も、感情のあるロボットですが
ロボットなので、金属で重い玩具としても
他の玩具よりも、アニメの作品に
顔やスタイルが似ている玩具なので
タイムボカンファンには、愛される収集玩具になっています。
45年以上経っていますが、メンテナンスの
御蔭でチョロ坊も綺麗で元気です。
■メーカー 永大(エーダイ)グリップ
■発売 1975年
■定価 480円
■登場作品 タイムボカン
■製品仕様 全高・約7cm