Introduction of Japanese toys
RAGON(UltraQ)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー279は、ウルトラQの
第20話「海底原人ラゴン」に登場する
海底原人ラゴンをM1号が1992年に
発売したソフビのレビューです。
ウルトラQは、1966年1月2日~
1966年7月3日に、TBS系で放送された
円谷プロ製作の空想特撮シリーズです。自然界のバランスが崩れた「アンバランス」と言う
番組に、怪獣の要素をプラスして「ウルトラQ」と
して放送、最高視聴率36.8%を記録します。日本中に怪獣ブームを巻き起こし、雑誌やプラモデル
関連グッズも大ヒットで、テレビ番組のマーチャンとしても
画期的な作品になり、テレビキャラのソフビと言う
ジャンルを定着させる元になります。
■母親のラゴンとウルトラマン
ウルトラQに登場するラゴンは
2mの等身大スーツで子供を
取り返しに来る、母親のラゴンです。
その為に胸に膨らみが在るのが
特調なのと、ウルトラマンに
登場するラゴンは、オスですが
同じスーツの改造なので、尖った
パーツなどは、ウルトラQのラゴン
の方がシャープで、カッコよく
ウルトラマンのラゴンは少しくたびれています(^^:
ですが、ウルトラQのラゴンが
子供を返して欲しい様を見事に
演じたスーツアクターは、古谷敏で
後にウルトラマンとして、同じ
スーツのオスの巨大ラゴンと戦う事になります。
実際のスーツは、ウルトラQの
方が少し暗いカラーで、ウルトラマン
ではカラー作品なのもあり、明るい
グリーンに塗り替えられたそうです。
今回のソフビのラゴンは、玩具
なので明るいグリーンですが
ウルトラQの胸に膨らみのある母ラゴンです。
海底原人ラゴンを前から観ると
ウルトラQの母親のラゴンなので
胸に膨らみがあります。
腕などは、スーツに近い感じで
リアルな感じですが、足やボディの
接合部分などは、マルサンらしい感じに造形されています。
海底原人ラゴンをサイドから見ると
良い意味で、ブサイクで不気味な
海底原人の顔が、よく再現してあり
あまり可愛くしすぎてないのが
このソフビの最大の特徴の1つです。
胸の膨らみもよく解るアングルです。
手(指)の水かきも、シッカリ造形されています。
足の指?は、作中のスーツでは
もっと長い足ヒレのようになって
いますけども、ソフビの抜型の都合
からすると、普通?の長さの足になっています。
後頭部や背中のヒレは、ソフビとして
ウルトラマンの背ビレ(チャック隠し)
よりも、大きなモノをよく再現しています。
かなり巨大な背ビレで、ボディの
幅の半分ほどもあります。
左側にはありませんが、右側にはシルバーが吹いてあります。
海底原人ラゴンを後ろから見ると
背ビレが意図的に、真っすぐでは
なくてS字形状になっているのが解かります。
また写真だと左腕の方が解りやすい
ですが、肘の辺りのヒレもシッカリ再現してあります。
海底原人ラゴンの可動は、首と
腕(肩)と足の付根が可動します。
実際のラゴンのスーツは頭部と首の
下にあるヒレの模様部分が一体の
パーツなので、首は写真のようには
動きませんので、新鮮なラゴンが見れます。
足の裏には、マルサンぽい
よこスリッドの溝凹があり
右足のみ(C)円谷プロ
とモールドされて居ます。
28年経っていますが、メンテナンスの
御蔭でラゴンも綺麗で元気です。
海底原人ラゴン 身長:2メートル 2億年前に地球を支配していた爬虫類から進化した スーツアクター 古谷敏 *初代ウルトラマンスーツアクター 人間態・義那道夫 デザイン・成田 亨 |
■海底原人ラゴン・カラ―バリエーション
海底原人ラゴン 1期 黄緑 4000円 1992年
海底原人ラゴン 2期 紺色 4000円 1992年
■メーカー・ M1号 ■発売・Sales Year 1992年 ■当時価格 4000円 ■登場作品 ウルトラQ(1966年) ■製品仕様 全長サイズ 約23㎝ |
総天然色ウルトラQ 6 [Blu-ray] ASIN : B00BTWQN0E 詳しく見る。 |