トミカ・トヨタAE86アドバン【277】

ミニカー, トミカ, 玩具レビュー

ntroduction of Japanese toys
TOYOTA　COROLLA LEVIN AE86（TOMICA)

ホビービルドプラスの宇宙九太です。

今回の玩具レビュー277は、トミーが
1983年に発売したトヨタカローラ
レビン（AE86）をベースに
ミニカーショップアイアイアド
カンパニーが特注した、1985年の
全日本ツーリングカー選手権（JTC）
クラスDIV.1の車輌を再現した
アドバンカローラレビンのレビューです。

■JTC土屋圭市・ドリキン伝説！

土屋圭市が1984年、富士フレッシュマン
レースで、開幕から6連勝し、そのヘアピン
などで見せたドリフト走行などから
ドリキンと言われ始めての

翌年の1985年に、本格的なプロレース
全日本ツーリングカー選手権（JTC）の
クラスDIV.1に「土屋圭市・鈴木恵一」
組としてエントリーした車輌が
今回のアドバンカローラレビンです。

1985年・クラスDIV.1結果は

1戦・SUGO　リタイヤ
2戦・筑波　リタイヤ
3戦・MINE　リタイヤ
4戦・鈴鹿　8位
5戦・富士　1位

*MINE・MINEサーキット（西日本サーキット）
2006年閉鎖。その後マツダの美祢自動車試験場になったサーキット。

と、…トータル的には良くは
無いのですが、1986年からは
カローラFXなので、AE86で参戦した
最後のレーシングカーです。

■当時のAE86

現在は漫画やアニメなどの影響が
大きく、トレノの方が人気ですが
現役時代は、圧倒的にレビンが人気で
土屋圭市選手が1984年にトレノで勝ち
雑誌などでトレノに乗る事で人気が逆転していきます。

その為に、当時のトミカは3ドアが
レビンで、トレノは2ドアで発売され
3ドアのトレノは、後々の人気での
現役実車販売を、遥かに過ぎてからの発売になります。

アドバンカローラレビンをサイドから
見ると、実車は8本スポークなのですが
トミカの定番の1H型だと市販車ぽいので
11H型ホイールを履かせています。

この方がレーシングカーぽいので
コレは正解な気がします。

●1H型ホイール（スカイライン GT-B）

ドアのゼッケンやスポンサーの
ステッカーが、タンポ印刷で
入っているので、スケール感が
解からなくなる感じがあります。

赤と黒の交互に太さを変えたアドバンの
ラインも、トミカの塗装としては
ありえない複雑なパターンなので
このアドバンカラーのAE86は
プレミアムな価格になっています。

アドバンカローラレビンをななめ後から
見ると、リアサイドのウインドゥの
黒いモールがあるのですが…
そこは赤で、黒い斜めのラインを
入れる、入れない、で分けてはいます。

アドバンカローラレビンを真後ろから
見ると、ナンバー部分は造型的には
何も無いところに、ゼッケン「25」が
あるのですが、造型的なナンバープレート
の上に、自分で付属のナンバー「25」を
貼る事になっています。

ちょと大きく…曲がってますね(^^:

またブレーキランプ類もステッカー
を貼る事で、ややリアルになる工夫がされています。

実車的には、リアガラスの上に白い
文字でADVANの文字が入っている事が
多く、赤いリアスポイラーが本当は付いています。

アドバンカローラレビンの真下は
赤いダイキャストで

 

tomica

(C) TOMY

S＝ 1/61

TOYOTA NO.78

COROLLA LEVIN

 

MADE IN JAPAN

と入っています。

アドバンカローラレビンは
レースでは、ヘッドライトに
ADVANの文字が白文字で、飛散防止の
為にも貼ってあるので前のライトと
ウインカーの下の4箇所と

フロントウインドゥ上にTRDの
グレーのステッカーを自分で貼る
ようになっています。

これは実車も、やや曲がっていたり
ウインカーの下のステッカーは
無い時もあります。

ナンバープレートは、レーシングカー
なので在りませんが、トミカの型的に
しかたないところです・・・(^^:

20年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
アドバンAE86レビンも元気です。

アドバンカローラレビンの箱は
アイアイアドカンパニーの特注は
アドバンカラーの箱にイラストが
書かれています。

裏には1985年の出場レースなどが
記載されています。

NO.78のレギュラートミカの黒箱の
アドバンカローラレビンは、スポンサー
のタンポ印刷が無く、ホイールが
1H型ホイールで、特注とは異なります。

■トミカ・トヨタカローラレビン（AE86）ラインナップ

トヨタカローラレビン（シルバー）NO.78　1983年*

トヨタカローラレビン（レッド）NO.78　1983年*

*本体にはGTVの文字がドアに入れられていましたが
サンルーフが造形されていて、GTVに付ける人は少なく
アペックスとどちらのグレードか解らにくいタイプでした。

トヨタカローラレビン（赤・黒）*トミカショップ

トヨタカローラレビン（ホワイト）NO.05*トミカSP

トヨタカローラレビン（ブルー・ライン）NO.78

トヨタカローラレビン（パトカー）*限定白青箱

トヨタカローラレビン（グリーン）*限定白青箱

トヨタカローラレビン（アドバンカラー）NO.78*ホイール違

トヨタカローラレビン（レッド・白線）NO.9　2000年

トヨタカローラレビン（メタリック銀）2004年*メガウェブ限定

他・ミニカーショップなど限定多数

■トヨタ・AE86　実車データ*市販車

販売期間 1983年5月-1987年5月
乗車定員 5人
ボディタイプ 　2ドアノッチバッククーペ
　　　　　　　　2ドアコンバーチブル
　　　　　　　　3ドアファストバッククーペ
駆動方式 ＦＲ

エンジン
4A-GEU型:1.587 L 直4

全長 4,180 mm （トレノ4,215 mm）
全幅 1,625 mm
全高 1,335 mm
ホイールベース 2,400 mm

車両重量
900 – 925 kg（2ドア）
935 – 940 kg（3ドア）

 

■製造メーカー・MAKER　株式会社トミー
■発売・Sales Year　　2000年
■当時価格　　1000円
■製品仕様　　全長サイズ約7cm×3cm　　1：61スケール（約）
*レギュラートミカ・NO.78　黒箱・日本製　　1983年　　320円

トヨタ カローラレビン
AE86 ADVAN JTC 1985 完成品
ASIN : B07NDKS28P 詳しく見る。