ntroduction of Japanese toys
SILVIA(S13) NISSAN
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
今回の玩具レビュー312は、ヨネザワが
1988年に発売したダイヤペットSV-05の
ニッサン・シルビアKsツインカムターボのレビューです。
ダイヤペットとアガツマ
ダイヤペットは大盛屋が販売していたミニカー
の金型を米澤玩具(ヨネザワ)が引き継いで
ダイヤペットと言うブランド名にして販売します。
1994年5月にヨネザワの玩具をセガ(SEGA)
が買収セガトイズからダイヤペットが発売されるようになります。
2000年3月 ダイヤペットの販売権はアガツマ
に譲渡し、ミニカー事業からセガは撤退。
現在20年間は、アガツマがダイヤペットブランドのメーカーです。
その為ミニカー好きの人でも、ダイヤペットは
知って居ても、アガツマは知らない人が
多いくらいで、小さい子供の居る(育てた)
方には、アガツマはアンパンマンの玩具の
メーカーとして有名で、8割がアンパンマン
玩具なので、そういうイメージなのは仕方ないのですが(^^:
多い誤解としては、トミカの大きいサイズの
ブランド名がダイヤペットと思っている方も
いるくらいで、メーカー名よりもブランド名が
有名なブランドで、かなり日本では変わった
メジャーなミニカーブランドです。
■S13シルビア
日産シルビアは1代目は、今見ても綺麗な
デザインで定評がありますが、サニーの2台
分の高額なクルマだった事から554台のみの
幻の高級量産車でした。
2代目は、本当の量産車としてサニーの少し
上に位置する存在で、トヨタセリカをライバル
にしていましたが、月2,000台ほどしか売れず
不振でしたが、デザイン的には1、2代目は
今でも人気があります。
3、4代目は性能を向上させラリーやレースで
の成績を残し海外でも販売され、台数は売れ
ますが、デザイン的にはセリカに似ていると
の評価から人気は…もう1つでした。
その歴史の中での5代目シルビアは、当時の
人気車ホンダ・プレリュードを抜く人気で
歴代NO.1の販売台数を記録し、
アートフォース・シルビアと言うコピーと共に
グッドデザイン大賞を受賞し、’88~89年niha
日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞します。
それらも話題に成り、女性にも人気な上に
当時トヨタのAE86の後輪駆動FRからレビン・
トレノがFFのAE92に移行していた事から
希少なFR車としてシルビアはモータースポーツ
やスポーツカーファンにも売れ約30万台を販売します。
兄弟車の180SXも売れ、マニアが製作した
シルビアと180SXのパーツを融合した
通称シルエイティが日産からも発売されるなど
逆のパターンのワンビアなども存在するなど
人気が拡大したのとS13シルビア販売終了後も
180SX(240SX)が発売され続けた事から
部品が長く存在すると言う、変わった状態で
シルビアの歴史の金字塔となったのが5代目のS13型です。
シルビアをサイドから観ると
全体のフォルムの再現は流石です。
フロントタイヤの上が操舵する分
リヤよりも隙間があったり
ドアノブが、ドアパネルとフラットな
形状などが再現されています。
勿論、ダイヤペットなのでドアミラーも
トミカサイズと異なりシッカリダイキャストであります。
シルビアをななめ後から見ると
赤箱のダイヤペット(G-10)の
シルビアは、リアスポイラーが
何故か?同系色のボディでも
ブラックで販売されていて違和感
でしたが、SV-05で修正されて同系色
のリアスポイラーになっています。
G-10 1200円
SV-05 1400円
シルビアを後から見ると
ブレーキランプがクリアパーツで
別パーツなのは、流石ですけども
ウインカーやバックライトなどは
まだ時代的にも、再現されていません。
実車としては、スポイラー部分
のセンターにハイマウントストップ
ランプがある事や、トラックキーの
隠しエンブレムなどが存在するので
ややシンプルな後ろ姿になっています。
シルビアを前から見ると、ヘッド
ライトの横ラインがクリアパーツ
なのは、当時としては流石ですけども
今見ると、センター部分との差異が
もう少し欲しいところですし
グレー部分のウインカーにも色が
欲しいところですけども、室内の
ルームミラーなどは、ダイヤペットらしいです。
ダイヤペットの特調で、開く箇所は
なるべく開くように作られている事で
ボンネットも開き、エンジンが
メッキパーツで搭載されています。
形状やタイヤハウスの内側は・・・
サイズ的に、それなりですけども(^^:
トランクも、勿論開閉します。
開閉角度は、実車よりも少し狭いのは
構造的にしかたのない分部です。
シルビアを真下から観ると
Yonezawa
1988 Diapit
NISSAN SILVIA K.s
MADE IN JAPANの文字が刻印されています。
アンダーボディは、前後のプラスンネジで
留められています。
ダイヤペットの箱は、赤箱共に前側と上部の
前側が透明で、ミニカー自体が見える箱で販売されていました。
32年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
シルビアS13も元気で綺麗です。
■日産シルビア(S30型)スペック 5代目 S13/KS13型 販売期間 1988年 ~ 1993年 乗車定員 4人 ボディタイプ 2ドアクーペ エンジン 駆動方式 FR 最高出力 最大トルク 変速機 4速AT/5速MT サスペンション 全長 4,470mm ブレーキ |
■メーカー・MAKER 株式会社セガトイズSEGA TOYS CO., LTD.
■発売・Sales Year 1988年
■当時価格 1400円 SV-05
■製品仕様 全長サイズ約11cm×4.3cm
ダイヤペットスカイラインGT-R パトカー DK-3101 1/43 アガツマ(AGATSUMA) 詳しく見る。 |