変身サイボーグ1号・タカラ【606】

Introduction of Japanese toys
Henshin Cyborg

ホビービルドプラス宇宙九太です。
玩具レビュー606は、1972年に販売
されたタカラの*変身サイボーグ1号のレビューです。

*2003年版・タカラは復刻とは言ってないですが厳密には少し細部が異なります。

HBR-9の動画・変身サイボーグ1号【スパークショット!】前期・中期・後期・アクションフィギュア史

*ブラウザなどで読み込みが遅い場合は画面下「YouTubu」の文字をクリックして別ウインドゥでの視聴を御薦めします。

変身サイボーグ

変身サイボーグは、1970年ハズブロ社と提携した
G.I.ジョーから、独自の造形にしたフィギュアを
タカラが、ニューG.I.ジョーとして販売した
アクションフィギュアから、更にヒーローの衣装やマスク
を付けた正義の味方シリーズとい玩具を発売する流れで

1972年9月~10月に発売した変身サイボーグ1号
を中心にした、その関連衣装やパーツアイテムなどの
相称としても「変身サイボーグ」と使われます。

変身スーツを別売りにした段階からの
シーリーズで、正義の味方シリーズ
ように、1体1体素体が入った形では
単価が高いことから、男の子の着せ替え人形として知られました。

1974年末には、アンドロイドAバトンタッチ
してシリーズを終えていますけども、当時は
アンドロイドA変身サイボーグのシリーズと
勘違いされていた方が多いと思います。


1972年9月の広告
まだ変身サイボーグだけで「1号」の記載が無く
下に「正義の味方」のラインナップが見られます。


1972年10月の広告
変身サイボーグだけから「1号」
記載が入り「正義の味方」は消えます。
*正義の味方は、着せ替えをメインにして
いない為に、全て素体込みで販売され
手首から先は、素体の(カラー)ままで
グローブは基本的にありません。

■変身サイボーグ1号

プラスティククリア素材の開発から
ソフビなども、透明の素材が使える
ようになった事で、素体を別売り
すると「裸」感が強い為に、透明素材
の中に、メタリックプラメカを仕込んで
サイボーグとして販売したタカラの玩具で

1971年から放送された仮面ライダ―
が、2号に移行すると変身ブーム
起きたことで、変身する改造人間
横文字で置き換えたワードが

変身サーボーグ(改造人間)です。

変身サイボーグ1号を前から見ると
基本的には、ニューG.I.ジョー
造形と同じですが、成型色が異なり
「透明」になっている事で、まだメカ
パーツ
も、上半身と頭部にしかなく
腕や、足の関節は、元々の関節で

腰と、足の付け根部分は、ゴムの
関節
で、60年代人形プラモで
使用される「関節」で、自由な方向
に、回転、曲がる事からも、そのまま
グレーのゴムで使用されています。

*変身サイボーグ1号の手足には内蔵メカはありません。

変身サイボーグ1号は、素体の
元が、ニューG.I.ジョーなので
「裸足」5本指造形されたままです。

これは、後のミクロマンの初期が
裸足なのも、変身サイボーグ1号
で、その元ニューG.I.ジョー
その元G.I.ジョーだからです。

タカラ ミクロマンM103ジェシー【433】


変身サイボーグ1号の上半身内部
に、サイボーグとい納得させるメカ
が、シルバーメタリックで組みこまれています。

下の方の部分は、ゴールド
メタリック塗装されています。

このパーツは色違いがあり
シルバーゴールドグレーが販売され

最後の1年程の時期には
ブルーメタリックが販売されました。

*その為ブルーメタリックは希少ですが1番レアなのはグレーです。

変身サイボーグ1号を横から見ると
胸の厚みなどが解るアングルです。

足首の関節も、踵の真上にあり
ブーツ類の脱着に、便利なように
してありますが、実際の人間の足首とは異なります。

手首から先は交換できるので
平手と、グー拳、人指し指が
トリガーを引く形状になっている
3種があります。

ただ、変身スーツグローブ
グーなら、平手のまま付けても
グーに見え、平手(チョップ)の
形状のグローブを、グーの手に
ハメても、グローブの造形
見えたので、変身後に付け替える子供は殆どいなかったと思います。

変身サイボーグ1号を後から見ると
頭部のメカも、ボディのメカも、やや
シンプルになっています。

最初期版は後頭部の下(首)のセンターに切れ目が入っています。

変身サイボーグ1号の背中の腰寄り
に、丸い刻印があります。

変身サイボーグ1号を下から見ると
素足と言ってもいい形状の踵が造形されています。

変身サイボーグ1号の箱は、6色
の縦ラインの中に、本体が見える
ウインドゥボックス販売されました。

頭部が外された状態で、頭部のメカ
をよく見せる上下のウィンドウが広げられたパッケージと

ドーム型半円型と言われる
箱の3タイプが在ります。

■変身サイボーグ1号ラインナップ

・変身サイボーグ1号シルバー 
・変身サイボーグ1号ゴールド
・変身サイボーグ1号グレー
・変身サイボーグ1号ブルー

初期発売価格 各900円 武器セット1000円で発売。
1973年~ロッド切替えからは 各1100円 武器セット1200円
1973年末~ 各1200円 武器セット1300円

■メーカー・MAKER タカラ
■発売日・Sales Year 1972年9~10月
■定価 900円 (武器セット1000円)*発売開始時期価格
■製品仕様 アクションフィギュア

ネオ 変身サイボーグ1号 シルバーAセット
タカラトミー(TAKARA TOMY)
ASIN ‎B005WPZ6JI
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