レコードもリリースした人気ロボット!
Introduction of Japanese toys
GOMBESU(Uchu Tetsujin Kyodain)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー14は、1976年4月2日金曜日に
TBS系列で放送された東映製作の特撮ヒーロー
番組、宇宙鉄人キョーダインに登場する
キョーダインを、メンテナンス・修理する
ロボット、ゴンべスのポピーから発売されたソフビのレビューです。
It is a Japanese tokusatsuHero program of 1976.
宇宙鉄人キョーダイン
1976年4月2日~1977年3月11日原作は仮面ライダーと同じ石森章太郎
企画も同じく、平山亨 音楽も 菊池俊輔
と言う仮面ライダーのスタッフが産み出した新しいロボットヒーローモノです。主役2体に*インする兄も、突撃!ヒューマンの夏夕介と
仮面ライダー2号の 一文字隼人 佐々木剛が演じています。
*人格が移植されたサイバロイド。特撮の技法も、他に無いパペットの手法など
コミカルな部分も多く、明るくテンポのある子ども番組として
人気になり、漫画や玩具、グッズなど多くの商品展開がなされた作品です。
メンテナンスや修理ロボと言っても、お腹が
開いて道具が出て来て、普通に溶接などの
作業をするだけだったります。
また体内に食材を入れると、料理機械(ロボット)にもなります。
頭部の円盤状の黄色い部分と、球の体は
分離して、頭部の円盤は空を飛び
急いで走る?場合は、体は転がって移動します。
言葉も喋り感情もあって、語尾に
「~べス。」と、付けて喋る癖も持っています。
ソフビの頭部は、黄色い整形色で
目の在るドーム型の所と、その下の
広がっている黄色い部分も、別パーツで
どちらも可動する為、首も動かない
スカイゼルやグランゼルに対して
ゴンべスは、頭部だで2箇所も動きます。
…ただ黄色い広がった部分だけを廻しても
見た目の変化は何もありません。
サブキャラ以上の細かい塗装!
胸に在るテープレコーダーのリールのような
丸いパーツは、解り難いかもですが当初と同じ
右が黄色で、左が白く塗装されていますが
作中の方は両方黄色になっています。
スイッチ類も造形も塗装も凄く頑張っています。
腕は赤い整形色で、爪に銀色が吹かれています。
可動部分の関着になっているのは、ボディとの接合部だけです。
当然ですが、頭部のUFOのヒレ?に当たるまでしか、腕は上がりません。
背中は球体で刻印が入れ難い為に、刻印は
足の裏側に全て入っています。
足はボディと一体の黒い整形色で
解り難いですけども、モールドもちゃんと入れられています。
唯一、作中のOKバージョンと違うのは
足の先が、作中では赤ですが、青に塗装されています。
しかも形状的な問題からか?*マスクが作り
難い形ではあるので、吹き付け塗装では
無くて青は筆塗りのようです。
*マスク・マスキングして塗装しない部分を
覆う塗装用の覆う作業パーツの事。
キョーダインと並ぶと、立派な引き立て役になっています。
ゴンベスを演じたスーツアクターは
仮面ライダーシリーズやバッテンロボ丸など
で活躍した石塚信之で、ゴンベス の声は
おそ松くんのデカパンや、ひょっこり
ひょうたん島のノラの和久井節緒が
アフレコしていて、当時アクマイザー3の
カッパードや、キカイダー01のブルー
ハカイダーなどの声・他、多くの子供番組の
キャラを演じていました。
また、宇宙鉄人キョーダインの挿入歌で
「ゴンゴンゴンベス」と言うレコードも出しています。
44年を超えてもメンテナンスの御蔭で
ゴンベスも綺麗に元気です。
■発売・Sales Year 1976年
■登場作品 宇宙鉄人キョーダイン
■製品仕様 ソフビ 全高・約9cm