Introduction of Japanese toys
boosuka
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー140は、快獣ブースカの
主役ブースカのBタイプと呼ばれる
スタンダードサイズソフビの復刻のレビューです。
快獣ブースカ
1966年11月9日から1967年9月27日
毎週水曜日19時~19時30分
日本テレビ系全47話ウルトラマンよりも後の同時期に、円谷プロの
作品ですが、カラーの製作予定が白黒になって
しまった為に、あまり再放送が無くソフト化されるまでは、映像作品を見たのは
当時世代だけでしたが、このソフビなどの
玩具から、復活の声や運動が高まり
新作のブースカ!ブースカ!!が作られ
CMやバラエティなどにも出たり、グッズが
多く作られ認識されるようになったキャラです。基本的には、小さくはなれますが大人と同じ
サイズで、子供達と街で起こる騒動が中心の
SFコメディで、「怪獣」ではなく
愉快な「快」の文字の「*快獣」と書きます。*快獣・同・円谷プロのチビラくんも快獣とされる。
■ブースカスーツの変更で、ソフビ型もチェンジ!
ブースカは、作中のスーツが初期に
変更になった為に、ソフビ商品までもが
スーツに合わせて、Bタイプに変更された
マルサンのタイプを、埼玉県のイヌクマが
80年代後半に復刻販売したソフビです。
その為、塗装以外の形は略同じで
成型色違いや、吹き塗装違いなどの
スタンダード・ブースカは
現在も不定期ですが販売されています。
■Aタイプとピンクブースカ
ブースカのソフビはウルトラマンの耳(頭部)
の変更以上に全身の形が異なります。
Aタイプは初期の数話だけなので、生産数も
少なく状態しだいでは3桁万円行くとも言わ
れますが…未開封などは人気番組だった事からも略ありません。
もう1つBタイプのピンクブースカも
高額プレミアですが、後半の短期間に作られた
だけと言われ…極少で幻とも言われます。
正面から見ると、目の瞳(黒目)のサイズが
マルサンよりも小さいのが、1番の違いです。
成型色はスタンドカラ―では、マルサンより
濃い茶色になっています。
ブチの吹きの濃さや位置(足)が異なります。
お腹の塗装も、クチの廻りと異なる白ぽいのも
イヌクマ製品の特調です。
ヘソはオリジナルと同じく少し左に寄って居ます。
耳やブー冠(冠の事)の廻りなど、吹きは
マルサンよりも丁寧ですが、成型色が濃いので
コントラストが薄い印象です。
オリジナルは出っ歯が青いタイプも在りますが
白で統一しています。
ブースカの頭のブー冠は塗料の進化で金色に塗装されています。
よこから見ると、体のブチ模様の吹き塗装が
違い、マルサンは腕に3つ、足のサイドに2つ
ハッキリした丸に近いブチが吹かれていますが
イヌクマ製は、薄く場所も定まって居ない
雰囲気のブチになっています。
ブースカの後方から見ると、背中のブチが
同じく…、やんわりな感じで左右非対称です。
ブースカにもあり、この手のシッポは
オシリに密着して型から抜きやすくしてしまいがちですが
シッカリとした凸型として造形してあるのは流石なマルサンの造形です。
足の指や爪も、シッカリ造形されていて
同じ価格でも、ウルトラマンよりも
造型的には細かく、足のスーツのたるみまで再現されています。
ブースカの可動部分は、頭部(首)と、腕の付根(肩)と足の付根が可動します。
足の裏(下)には、左にはメーカー名の
イヌクマと、円谷プロの版権シールが
踵に貼られています。
右は、(C)円谷プロと、彫られています。
ブースカと言う文字は入って居ません。
復刻ですが、既に33年を経ても
メンテナンスの御蔭で綺麗に保っています。
ブースカ イグアナに「クロパラ」を与えて壺から産まれた ■超能力 30~40cmから~等身大に身長が変えられる。 ■大好物 ラーメン ■弱点 カメが苦手 ■ブースカ用語 シオシオのパー(悲しい・ショック) ナイナイのパッ(消える時 造形(Bタイプ)・村瀬継蔵 スーツアクター・中村晴吉、清野幸弘、鈴木邦夫 声・高橋和枝 |
■メーカー・発売元 イヌクマ オリジナル マルサン~ブルマァク
■発売・Sales Year 1987年 オリジナル 1966年(マルサン商店)
■当時価格 *3800円 *チャメゴン2体セット7800円 *年代で変更。
■登場作品 快獣ブースカ(1966年)
■製品仕様 全長サイズ約22㎝