Introduction of Japanese toys
Thunderbirds containerNO.1(plastic model)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー696は、イギリスの
テレビ番組サンダーバードに登場する
サンダーバード2号のコンテナ1を
イマイがプラモデルとして販売したレビューです。
*イマイ・今井科学株式会社1949年~2002年に存在したメーカー
サンダーバード
英国・1965年~1966年
日本
1966年4月10日~1967年4月2日 NHK総合テレビ
1967年7月15日~1968年10月5日 TBS系1965年からイギリスで放送された
人形劇による1時間枠の特撮テレビ番組を
輸入して放送し、プラモデルが大ヒットし
日本の特撮番組、ウルトラマンやウルトラセブン
などに多くの影響を与えました。NHKでの1966年の放送は50分の48回で全32話と16回の再放送でした.
1967年7月からのTBSの放送は60分で61回全32話
で放送され、メインテーマに日本語の歌詞をつけた
主題歌「サンダーバードの歌」が追加された事で
子供達に更に人気になり、プラモデルが急激に
売れ出す事になった事から、TBS版を単なる再放送
とは言えない程、日本にサンダーバードを定着させ
た放送になり、主題歌のレコードもヒットします。
■イマイと再放送・再販売
サンダーバードのプラモデルは
1966年の本放送時には発売は無く
1967年のTBS版時にイマイから
販売されました。
このプラモデルが大ヒットした
その流れで1967年~1968年に
またがり、放送終了後も続々と
サイズ違いや、*オリジナルの
メカまでが販売されました。
*サンダーバード7号などTVには出ないメカ
その為1967と1968年のプラモ
は同じに扱われます。
1970年にはバンダイが発売
1972~1975年にもバンダイが
販売
イマイは、*1971年に一部再販
*1971年末から1972年前半
1974年にも再販しています。
今回のコンテナ1は、1974年版
と言われ、1968年の初販売版は
箱の左の「コンテナ」の文字の
ベースが白ではなく、各NOの
カラーになっていて
再販(2回目)は左にはコンテナ
の文字が無く「サンダーバード」
の文字だけでバックは初版の各
コンテナのカラーを受け継いでいます。
3回目の再販は1974年版で
「コンテナ」の文字に戻され
ますが、文字のバックのカラーは
無くなり白に統一されています。
また、74年版はその後も同じ
使用で何度か販売されています。
サンダーバードコンテナ1の箱絵は
このサンダーバードシリーズでも
有名になった小松崎茂さんの箱絵です。
*右下部分に小松崎茂さんのサインがあります。
ジェットブルドーザーと
エックスカー、ジェットパトロール
の3つの救助メカをメインに
コンテナをバックにしていて
サンダーバード2号は小さく描かれて
いて、内容が解りやすい箱絵です。
サンダーバードコンテナ1の箱の
サイドには、左にイマイのマーク
その右にサンダーバードの赤文字
その右に完成品の写真があり
写真の右にコンテナが赤文字で
青文字の「1」の中に白文字で
「ワン」と入っています。
サンダーバードコンテナ1の箱の
短い辺のサイドは、文字だけで
イマイのマークの下に
サンダーバードコンテナ1とだけ
入っています。
この面は、プラモデルには重要
な面で、積み上げられた時に
唯一見られる面なので、絵や写真
が無いのは、他のシリーズや
特に、このコンテナが装着できる
サンダーバード2号が一緒に並ぶ
事を想定した逆に目立つ印刷です。
サンダーバードコンテナ1の箱の
もう1面は、コンテナ1から5まで
の箱絵を縮小して掲載していて
印刷しています。
サンダーバードコンテナ1の中は
開けると、コンテナのパーツが
向き出しで入っています。
コンテナのメインに中板と扉
底パーツとコンテナの車輪が
同色のランナーに在ります。
1968年当時のサンダーバード
2号のカラー認識は、今より濃く
このカラーが、多くの2号の
カラー認識からズレていませんでした。
*現状は明るいグリーンの事が多い。
サンダーバードコンテナ1の中
には、小さいメカのランナーが
入っています。
小さいのですが、コンテナの中に
3機が収まるので、当然のサイズです。
サンダーバードコンテナ1の
今では・・・ナニコレ?と思われる
銀色の小さなチューブは昭和の
接着剤(セメダイン)で、略プラモ
には付属していました。
棒は金属の車軸です。
この金属車軸の数や長さが異なる
ので、ビニール袋の中に
コンテナのナンバー「1」が入っています。
サンダーバードコンテナ1の
設計図は、折り畳まれて
救助メカのランナーと共に
ビニール袋に封入されています。
設計図を見るまでもなく、組み
たて可能ですけども、部品の確認
の為には3機なので在った方が
いいと思います。
51年を経ても、メンテナンスの
御蔭で、サンダーバードコンテナ1
プラモの箱もかなり綺麗に保って元気です。
■メーカー・MAKER イマイ(今井科学株式会社) ■発売・Sales Year 1974年 *1974年版 オリジナル1968年 ■登場作品 サンダーバード ■価格 200円 ■製品仕様 箱 約19.5cm×約11.5cm×約3.5cm |
フルアクションサンダーバード2号 TOMY 1/144 ASIN : B0002YML2O 詳しく見る。 |