ntroduction of Japanese toys
Diesel railcar12-23(KATO)N・GAGE
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー724は、国鉄時代の気動車
キハ12を、映画「鉄道員」で再現した
キハ12・23を、KATOのキハ40から
製作したNゲージサイズのレビューです。
*KATO 関水金属のメーカーブランド名です。

映画「鉄道員」
鉄道員と書いて「ぽっぽや」と読む
浅田次郎の短編小説で1995年11月号に小説すばるに掲載され
鉄道員のタイトルで短編集が、1997年4月に集英社から刊行され
1999年6月5日に公開された映画です。高倉健主演で、広末涼子、志村けん、大竹しのぶらが出演
坂本龍一の主題歌も話題になったヒット作監督 降旗康男
■キハ1223偽物?が本物になった車輛
キハ12は、キハ11の北海道用に防寒
対策をした車輛でしたが、あまり効果
もなく、1956年から1957年に製造され
ましたが、新型のキハ20の登場で22台
で終わり、1980年には姿を消していました。
ですが映画では旧型の車輛を登場させた
かったので*キハ40をキハ12型に改造し
使用しました。
鉄道ファンが見れば、キハ12では無い
のは直ぐに解り、ベースがキハ40なのも
それほど難しくなく解る形状です。
その為、キハ12-23は国鉄には存在しない
偽物の車輛ではあるのですが・・・
映画撮影の後に、そのままに鉄道員の
ヘッドマークなどを付けて、北海道の
線路を1999年から2005年までは
走っていたことから、本物の車輛になっています。
ただキハ12-23は、国鉄ではなくJRの
車輛として使用されたので、22から23
の間には長い年月があります。
*元はキハ40-764
*国鉄1987年にJR民営化された
*1999年から2005年運転中はセンター上の
ヘッドライトがシールドビームに改造されて
幾寅駅に展示時に映画と同じ白熱灯に戻されています。
■電車と気動車
鉄道ファンは、もはや・・・あきらめて
いるくらい、一般の方は気動車を電車と
言いますけども・・・もちろん電気では
走行していないので、電車なわけがなく
架線も無いところを走っているので
気動車なのですけども、印刷物やテレビ
などでも、普通に間違いのまま電車と
いうのは、変なコンプラよりも正すべきだと思います(^^:

キハ12-23をサイドから見ると
バス窓と呼ばれる窓の上に細い
窓が在り、キハ40には無いので
映画の為に改造された箇所です。
運転士ドアの前の高い位置に在る
窓は、キハ12には無くて、キハ40
に在る窓ですました。

キハ12-23を逆サイドから見ると
屋根のタンクが後方(右)に位置
しているくらいで…一般的には同じです。
タンク(水)下にばバス窓しか
無いのはトイレだからです。
単色のボディなので、全体的に
ウエザリングを入れて立体に見える
ようにしています。
運転席ドアのステップも金属の
エッチングパーツ別売りで追加して
黒に塗装してあります。

キハ12-23を前から見ると、動力
車なので、窓中にユニットが迫って
います。
カプラーは交換してサビの汚しを
入れています。
窓枠のHゴムは黒からグレーに
塗装変更しています。
*キハ40は黒いHゴムが多い。

キハ12-23の真上は、基本的には
キハ40のままだと思います。
左の上に在るタンクが無ければ
前後の区別も解り難い1台です。
27年以上超えてもメンテナンスの御蔭で
キハ12-23も元気に走行できて保っています。
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■キハ12(国鉄1~22)実車データ
全長20000mm エンジン DMH17B 製造期間1956年~1957年 |
| ■製造メーカー・MAKER KATOキハ40改 ■登場作品 劇場映画 鉄道員(1999年) ■製品仕様 全長サイズ約145cm×3cm ■当時価格 非売品(キハ40改) |
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