ギャバン拘りの蒸着(乗着)!!
Introduction of Japanese toys
SAIBARIAN(Space Sheriff GAVAN)
ホビービルドプラスの宇宙九太です。
玩具レビュー87は、1982年3月5日金曜日に
テレビ朝日系列で放送された東映の特撮
ヒーロー番組、宇宙刑事ギャバンが
乗るサイバリアンを、キャラウィールが
CW034で販売したミニカーのレビューです。
宇宙刑事ギャバンは、後にメタルヒーローと
呼ばれる、特撮ヒーロージャンルの第1弾とし
て登場した番組で、キカイダーの登場の衝撃
に近い、メカ部分が光り*スーツがメタリック
な驚きがありました。
*アップ用が光沢で、アクション用は別。
It is a Japanese tokusatsuHero program of 1982.
キャラウィールのサイバリアンは、元が特異
な形のデザインなので、ギャバンを乗せる事
や、製造的な事からも、やや苦しい造形に
なっていますが、このサイズでは頑張ってい
ると思います。
特に塗装は、質がよくサイズオーバーですが
ブルーのフードの白いラインは、特徴の1つ
なので再現して欲しかったですが溝に略して
いるのが残念です。
サイドから観ると、実車の前方向に低い姿勢
と、青いフード部分が…かなり短いです。
ですが、コレはギャバンのミニフフィギュア
を脱着する為には、仕方ない部分です。
実車も、作中では青いフード部分は操縦に
支障を及ぼす部分で、コーナーリングでは
肩を入れこまないと曲がらない為に、殆どは
魔空空間への突入時に、ハンドルを握らずに
車体の上に乗って何故か?ポーズを取ると言う
使用方法に終わって居ます。
フロントから見ると、やはりフロント部分が
厚く、下側の銀色の部分が組み立て上仕方が
無いのですけども、水平結合ラインと赤と銀
の色の境を同じにしたのは…サイバリアンと
しては別にして欲しかった部分です。
逆に驚くのは、左前にある連続発光部分は
別パーツになって居ますけども、コレを
タンポ印刷で黒と黄色マルにした方が、断然
サイバリアンらしくなったと思います。
後方から見ると、極端に良く出来てる部分で
このサイズでは、ありえない出来です。
ただ、あまり劇中でリアは映らず、映っても
明るい外で走る事も少なかった為に、ファン
でも、記憶に薄い箇所かもしれません。
サイバリアンのベース車輌と拘り!
斜め後ろから観ると、いい感じで略してる
部分は、サイズ的に納得の範囲ですけども
驚くのは、ガソリンタンク下に少し見える
エンジンパーツを、このサイズで再現してる
拘りな部分は脱帽です。
ベース車輌
バイクの部分のベースはスズキGS650Gで
すけども、ガソリンタンク他左側の部分も
サイバリアン専用の物で、唯一ベースを
特定でき、マニアが注目する箇所になっています。
真上から観ると、赤・銀の境界と関係なく
モールド的な造形は、素晴らしいのが解り
ます。…やはり青いフードの前後長が短いです(^^:
ギャバンを降ろした状態で、両足が入る部分
は抜けています。またグリップにギャバンの
拳が左右とも差し込むように出来ているのは
流石で、この蒸着(乗着)の為に、青フード
が短くされているので、玩具としてはベスト
な選択だったと言えると思います。
真下から観ると、刻印は左前方に入っていて
同色で解り難いですけども、3つの車輪は
太いタイプのモノが使われています。
上下のパーツ固定も、カシメでは無くプラス
ネジが仕様されていて、アンダーボディを
銀ではなくて、黒に塗装しているのは凄いです。
パッケージは面白い事に、横幅も在りますが
斜めに封入して、サイバリアンやギャバンの
乗着をた目でアピールしています。
逆に、他のパッケージ台紙のように右側に
キャラクターのギャバンを大きく写真で載せ
る事を辞めているので、ギャバンの顔は
小さい搭乗写真のみの割り切りも、やはり
蒸着(乗着)と言うギミックを実現させた
拘りだと思います。
18年以上経っていますが
かんたんなメンテナンスの御蔭で
サイバリアンも元気で綺麗です。
宇宙刑事ギャバン 銀河連邦警察の宇宙刑事 地球衛星軌道上亜空間内の超次元高速機ドルギランから 身長200cm ■武器・装備 レーザーブレード、レーザーZビーム ■使用メカ 超次元光速機ドルギラン |
■メーカー・MAKER バンダイ・BANDAI ■発売・Sales Year 2002年 ■当時価格 648円(税込) ■登場作品 宇宙刑事ギャバン ■製品仕様 全長サイズ約6cm×3.8cm |